たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

映画のこと/埋もれがちな傑作

埋もれがちな傑作/CUT

「映画のために死ね」、、、カッチョいいいいい イラン人監督アミールナデリが日本映画で監督した映画愛に溢れた作品、黒澤、溝口、小津の墓参りなど映画に関することの連打、、、、映画映画映画、そして容赦ないパンチ、殴る殴る殴る、、、映画、殴る、映画…

埋もれがちな傑作/嘆きのテレーズ

今頃ぉ~な<嘆きのテレーズ>をこの年齢になってようやく鑑賞したボクにとっては長年埋もれていた名作、、、主要登場人物5名がそれぞれの罰を受ける物語、、、 ボクは妻から度々「いつか大きな罰を受けるよ」と言われているが、10年以上たっても直接な大罰…

埋もれがちな傑作/怒りのキューバ_I am Cuba

名作<戦争と貞操/鶴は翔んでいく>のミハイルカラトーゾフが60年代に制作しながら90年代に入るまで埋もれていた(語られることが少なかった)長回しの凄さで有名になった<怒りのキューバ>は昨年上映もされたが見逃し、ボクの「絶対に観たいリスト」の上位…

埋もれがちな傑作/たそがれ酒場

<たそがれ酒場>細川たかしの唄のようなタイトルだが、どことなくフランス映画の趣、それはセットだったり、音楽だったり、津島恵子がディートリヒのようであったり、そこに集う客を魅了するのはフランス映画ではないが<ギルダ>リタヘイワースのようでも…

埋もれがちな傑作/主婦マリーがしたこと

薄いスープしか飲めない貧しい生活だったから、ほんの少し豊かになりたかっただけ、夢は歌手になること、娼婦に部屋を貸して、中絶の手助けをして金を稼いでいたのは確かだが人助けの意味もあった、悪いことをして金儲けをした意識は薄い、、、しかし、死刑…

埋もれがちな傑作/殺人捜査線

ドンシーゲル初期の傑作<殺人捜査線>、、、ロングの移動やパン、スクリーンプロセルを効果的に使ったカーアクション、そしてなんといってもイーライウォラックの緩急出し入れが絶妙なクレイジーな演技、障がい者(車いす)を蹴り上げる姿に震える、車椅子…

埋もれがちな傑作/洲崎パラダイス_赤信号

スマート映画ブロガーhisaさんが<洲崎パラダイス_赤信号>を取り上げているのを見て、ひさしぶりに無性に観たくなった、大好きな映画だ、これで4回目か5回目の鑑賞になる、それでも何度観ても「いい」と確認するばかりだ、、、川島雄三監督、助監督には今…

埋もれがちな傑作/霊魂の不滅

「不滅の霊魂」ではないのだね「霊魂の不滅」霊魂と云うものを語るのではなく、不滅についての映画、、、ベルイマンの<野いちご>では主役を務めた「スウェーデン映画の父」ともいえる大監督(米国ではヴィクターシーストラム)、米国時代にはリリアンギッ…

埋もれがちな傑作/マダムと泥棒_THE LADY KILLERS

イーリングスタジオについて日本人はあまり語らない、というか映画ファンを自称していても観ない人が多い、絶対に観るべき作品、後の映画に影響を与えた作品が多いのに知らない、<カインドハート><白衣の男>は死ぬまでに絶対観るべきだし、というボクも…

埋もれがちな傑作/スウィーニートッド/フリート街の悪魔の理髪師_Sweeney Todd: The Demon Barber of Fleet Street

「埋もれている」と言ってしまうと異論を唱える人も多いかと思うが、今まで全く興味も沸かずスルーし続けてきたボクにとっては、期待せずに公園の砂場から遺跡を掘り起こしたような気分なのだ、、、 ティムバートンは近年すっかりウェスアンダーソンにそのポ…

埋もれがちな傑作/ヒアアフター(三度目の記事)

東京を除く全国的にお盆なので、というわけではないが、この映画<ヒアアフター>を観て、書くのは三度目、そもそも「埋もれがちな傑作」の第一回目は<ヒアアフター>だった、、、あの頃毎年のキネ旬テンではイーストウッド作品は1位が定位置だったことを…

埋もれがちな傑作/バファロー大隊_Sergeant Rutledge

まったく内容が反映されていない広告ポスター、ウディストロードのクレジットは4番目って、なぜ? 「バッファロー」ではなく「バファロー」、小さな「ッ」がないんだね、、、 ジョンフォードの1960年の黒人差別を扱った法廷ものの問題作であり、埋もれがちな…

埋もれがちな傑作/Dr.Tと女たち

信頼のおける目の肥えたケニー龍氏のレビューで☆が5ツだったので未見のアルトマン作品、観てみた、、、 主人公の産婦人科医であるリチャードギアの日常には常に女性たちがつきまとう、そのうえ妻は精神をきたし精神病院に入り、数日後には娘の結婚式が控え…

埋もれがちな傑作/誉の名手_Straight Shooting

蓮實御大の影響で映画バカ連中の間でジョンフォードブームがかすかに起きているようだが、御大のトークショー絡みの上映回には深夜から並んでいるとおぼしき面々を含め入場券発売と共に瞬殺で売り切れる有様、始発に乗って行っても買えるかどうか分からない…

映画感想&埋もれがちな傑作/WANDA/ワンダ

エリアカザンの妻のデビュー作にして遺作で、世界の映画人たちが愛する伝説の映画、日本では長らく観ることが出来なかったまさに埋もれた傑作、ついに半世紀以上の時を経て日本初公開!つねに映画史上の上位にランキングされ、日本のシネフィル連中が夢にま…

埋もれがちな傑作/ランジュ氏の犯罪

あらすじ 小さな町工場で働くランジュは仕事の合間に冒険小説を書いている。社長のバタラは会社経営が破綻している事から密かにランジュを丸め込み、書き上がった彼の小説を無断で出版する。小説はベストセラーとなり売上金が入るが、もはや焼け石に水でバタ…

埋もれがちな傑作/草の上の昼食

つくづくDNAとは恐ろしい 願っても届かないモノを生まれもって持つ者 それは 絵画から映画に移っても 血の継承 とくにカラー作品に色濃く <田舎の日曜日>は 願っても叶わぬ人が伸ばした手のように思える、、、 白黒から始まり それは白黒テレビの世界で や…

埋もれがちな傑作/悲しみの青春

傑作とまでは思わなかったが、ベルリン国際映画祭金熊賞とアカデミー外国語映画賞を獲得している割には、近年「埋もれている」と評判の本作、 あらすじ ファシズム台頭するイタリアで、ユダヤ人大富豪の娘と中流ユダヤ人一家の息子は幼馴染で、男は女を愛し…

埋もれがちな傑作/月は上りぬ

<乳房よ永遠なり>がまさしく田中絹代の傑作ならば これは「傑作」と言うには言い過ぎかもしれないが 間違いなく「秀作」ではある、、、 今年のカンヌ国際映画祭でも特別上映されたが 日本の女性監督のパイオニアである田中絹代の作品でもあり ジェンダー問…

埋もれがちな傑作/殺し屋ネルソン_Babyface Nelson

ドンシーゲルの初期の傑作と言われながら、なかなか観れるチャンスがなかった<殺し屋ネルソン>をやっと観ることが出来た、とはいってもYOUTUBE、画質はかなりガッカリなレベルなのがとても残念で、もっと良い状態で観ることが出来たら是非とももう一度観た…

埋もれがちな傑作/ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌディールマン

日本中の多くの映画ファンが待ちに待った、日本では「映画史上のまだ見ぬ傑作」世界中のオールタイムベストに名を連ねながら日本人はずっと観ることの出来なかった女性監督シャンタルアケルマンの<ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・デ…

埋もれがちな傑作/クレイジーハート

客観的には「傑作」というのとはちょっと違うかもしれないが、個人的にとてもとても好きなタイプの映画、マイフェバリット!、、、ステージに穴を開けたりはしないが自堕落な生活を送っているアル中のカントリー歌手バッドブレイクは、ステージに上がるとと…

埋もれがちな傑作/オールドジョイ

オールドジョイ「OLD JOY」、、、どういう意味か、すくなくとも食器洗い洗剤ではない、、、それは作中の言葉に見つけた「悲しみは使い古した喜びだ」 旧友からの誘いに応え、身重の妻を残し、山奥へと向かう、渓流沿いに森を進み温泉を目指す二人、、、スト…

埋もれがちな傑作/河内カルメン

独特のユニークなセンスで面白いけど、それ以上のものではないと思って、あまり好みではなかった鈴木清順だが、これには参った、、、ボクの中で埋もれていた、もっと早く掘り起こしておくべきだった傑作<河内カルメン>、、、 今村昌平を「重喜劇」と呼んだ…

埋もれがちな傑作/摩天楼_Tha Fountainhead

子供の頃の夢は建築家になることだった、しかし図工ではなく理数系の能力が必要と知り諦めた、いまでも建築物を眺めるのが大好きだ、映画に建築家が登場するとカッコイイなぁと憧れる、、、この映画での主人公は最先端のセンスをもつ才能豊かな建築家だ、当…

埋もれがちな傑作/PASSION

例えるなら、 <JAWS>を撮る前のスピルバーグが、もっと若い頃に<激突!>を撮っていたという事実のような衝撃のようなもの、、、その後、世に名を遺すような監督は必ず最初のうちに凄い作品を残しているものだ、、、 まさに埋もれがちな傑作、、、次男が…

埋もれがちな傑作/セインツ_約束の果て

これほど、好きだーーー!と叫びたくなる傑作に出逢うのは久しぶりだ、、、おそらくリアルタイムで公開年に観ていたら間違いなくその年の1番だと騒いでいたことだろう、、、 <あゴーストストーリー>が良かったので再びデヴィッドロウリーを追いかける、主…

埋もれがちな傑作/Z

映画史上の評価は埋もれず揺るぎないが、ボクにとっては埋もれていた<Z>をついについに今頃ぉ~やっと掘り起こすことができた、、、っていうか、fpd先輩が憐れに思ったボクに救いの手を差し伸べてくれたのだ、、、感謝!感謝です! fpd先輩がこよなく愛す…

埋もれがちな傑作/らせん階段

フィルムノワールといえばシオドマク、、、<らせん階段>はノワール調のスリラー映画、、、ガキの頃ジャックリーンビゼットのリメイク版<らせん階段>を観ているが、当時はまったくの駄作だとの印象を持っていたが、こうして今観ればまた違った印象を持つ…

埋もれがちな傑作/一年の九日

原子力の危険な側面を描き、よくもまぁ、当時のソ連が許したなぁと思う反面、原子力の研究における世界的な地位を自画自賛するようなプロパガンな側面もあるが、ドリカム状態な3人の男女の恋と友情を軸に良く出来た作品ではある、しかし正直面白さには欠け…