たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

映画のこと/埋もれがちな傑作

埋もれがちな傑作/イーダ

共産主義体制のポーランドを出てヨーロッパ各国で映画を撮り続けてきた映画作家パベウ・パブリコフスキ監督が、初めて母国ポーランドで撮影した作品。第87回アカデミー賞では、ポーランド映画初となる外国語映画賞を受賞した。歴史の波に翻弄された戦後ポー…

埋もれがちな傑作/マイサマーオブラブ

白い馬に乗った少女と エンジンのないHONDAのバイクにまたがった少女が出逢った、、、 イギリス北部ヨークシャーの田舎町を舞台に、2人の少女の危うい関係をつづった青春ドラマ。田舎町で退屈な毎日を送っていた少女モナは、都会から避暑にやって来た高慢な…

埋もれがちな傑作/廿日鼠と人間

1930年代、大恐慌時代のカリフォルニア、、、いつか自分たちの農場を持つという夢をもつ季節労働者、ジョージ(バージェス・メレディス)とレニー(ロン・チェイニー・ジュニア)は、いつも行動を共にしている、、、知的で頭の回転が早いジョージは、問題を…

埋もれがちな傑作/母

吉田民子は三十二才。極道者の二度目の夫からのがれて、息子の利夫をつれてとび出した。しかしその息子も、脳腫瘍と診断され、途方にくれた。民子は母の芳枝に手術代を無心したが「治らないとわかっている病気に金を使うのは無駄だ」ととりあわず、はては、…

埋もれがちな傑作/終の信託

電通は潰せないよね 大手銀行もね 大手ゼネコンもね そういう仕組みになっている そういう日本の社会構造になっている 最近では 孫正義がそのへんをついて 潰せない企業の仲間入りを果たし 悠々と日本の血管から甘い汁を吸っている もうソフトバンクは切れな…

埋もれがちな傑作/陽気な中尉さん_The Smiling Lieutenant

次男が 「やっぱ、ルビッチはスゲエなぁ」と、 絶賛してたから観てみた ルビッチの傑作ラブコメディミュージカル ルビッチ組のシュヴァリエと クローデットコルベールと この映画でデビューしてルビッチ組の一員になるミリアムホプキンス 男女3人の三角関係…

埋もれがちな傑作/聖処女_The Song Of Bernadette

デビュー作で いきなりのオスカー獲得というと この映画の主役ジェニファージョーンズの他には <ローマの休日>のオードリーヘプバーンと思ったけど オードリーはそれ以前に端役でいくつか出演しているから該当しないんだね ルイーゼライナー しかもデビュ…

埋もれがちな傑作/群衆の中の一つの顔_A Face in the Crowd

エリアカザンというと <波止場><欲望という名の電車>が 日本では代表作とされている ほかに<エデンの東><草原の輝き>は人気だが、 実際のところ海外では 近年評価が上がっているのは <アメリカアメリカ>であり この<群衆の中の一つの顔>だろ 物…

埋もれがちな傑作/シーズガッタハブイット_She's Gotta have it

有名な監督たちの全ての作品を観るっていうのは物理的にも難しいけど それでも好きな監督なら全ての作品は観たいよね それなりに著名な監督ならば 好き嫌いを抜きにしても「10本は観ておこう」と心掛けているつもりだが ときとして重要な作品を観落すことも…

埋もれがちな傑作/フレンチカンカン

ムーランルージュ開業に関わる人々の愛憎と人間模様 一八八八年、パリ。興行師ダングラアル(ジャン・ギャバン)の経営する寄席〃シナ屏風〃から物語は始まる。モデル女をしていてダングラアルに見出され、この寄席のスターとなったロオラ(マリア・フェリク…

埋もれがちな傑作/君去りし後

次男が見てたので借りて観た、、、<君去りし後> オスカーに幾つも絡んでいるし(ノミネート) 米国では有名な映画らしいが、、、知らなかった 次男に問うと 蓮實御大が「好きな映画」に入れていたそうだ、、、 初の主演映画<聖処女>でいきなりのオスカー…

酒の肴なMOVIE/クライムオブパッション

変態ケンラッセルの エロ・サイコ・サスペンス・コメディー映画 この映画のジャンルって、、、ナニ??? 主人公3人の物語 昼はデザイナー、夜はチャイナブルーと名乗り娼婦として働く女、、、そんな彼女に怪しげな牧師がつきまとう、、、一方、セックス嫌…

埋もれがちな傑作/紙の花

ボクの 2020年1/3期の旧作洋画ベスト10(7位)になる映画 サタジットレイと並ぶ インド映画の大監督グルダット なのに 日本ではあまり知られていない、、、 <ペーパームーン>ってのは「紙の月」だね そのまま<紙の月>っていう宮沢りえ主演の映画もある …

埋もれがちな傑作/低開発の記憶_メモリアス

キューバ革命から数年を経て、変わりゆく首都ハバナの姿を、傍観者として生きる男の内なる眼差しによって映し出す。名匠トマス・グティエレス・アレア監督による傑作映画(白水社のサイトより) 1961年のハバナ。革命を機に国を離れた家族と別れ、ひとりその…

埋もれがちな傑作/東への道_WAY DOWN EAST

日本の映画業界では 工事現場の足場のことを「イントレ」というよね 撮影現場で俯瞰撮影する時に足場(イントレ)を組むんだけど 映画史上初めて高い位置から見下ろすようなショットが撮られたのが「イントレンス」だから それにちなんで日本では撮影現場で…

埋もれがちな傑作/まごころ

成瀬というと「メロドラマ」 つぎに「子供」を題材にした映画が特に初期の頃に多い 日中戦争開戦と太平洋戦争開戦のちょうど中間の頃に作られた本作は 成瀬の得意とする「メロドラマ」と「子供」を盛り込んだ一品 製作に制限が多かったその頃に よくも「メロ…

埋もれがちな傑作/悪人と美女_The Bad And The Beautiful

1952年のアカデミー賞において <白昼の決闘><静かなる男><白衣の男>を抑えての脚色賞のほか グロリアグレアムが助演女優賞を受賞し ブルースのお父ちゃんロバートサーティースが撮影監督賞 ほかにも衣装デザイン、美術で受賞し その年のアカデミー賞の…

埋もれがちな傑作/ガンファイター_The Last Sunset

次男が録りためていた映画を整理するため 観ていない作品を何気に眺めていたら アルドリッチの<ガンファィター>に出逢った、、、 カークダグラスと共に主役を張るのが ロックハドソンとドロシーマローン メロドラマの神様ダグラスサーク組の一員が 男臭い…

埋もれがちな傑作/殺しの接吻_Noway To Treat A Lady

ロッドスタイガーが ある時は神父、またある時は警官、またまたある時は、、、 次つぎと変装しては女性の部屋にまんまんと入り込み 女性の背後に廻って首を絞める 絞殺魔のサイコ野郎を演じた 傑作というには言い過ぎかもしれないが なかなか面白い 拾い物の…

埋もれがちな傑作/十月

ロシアの「十月革命」を描いた エイゼンシュテインの傑作 <戦艦ポチョムキン>の映画史上傑出した「オデッサの階段」に相当するのが この映画の「橋」のシーン 暫定政府軍が首都封鎖のために つり橋を引き上げるシーン ここでのモンタージューに唸る 当然サ…

埋もれがちな傑作/風

「スウェーデン映画の父」と呼ばれ 「ベルイマンの師匠」であり 一般的には<野いちご>の主演俳優として知られているが、 ヴィクトルシェストレムは スウェーデン映画創世記に<霊魂の不滅>という名作を残し ハリウッドでも活躍した、、、 バージニア州生…

埋もれがちな傑作/悪魔の陽の下に

北フランス、カンパーニュの主任司祭ムヌウ・スグレ神父(モーリス・ピアラ)は、救区民の教化に熱意を示しつつもその並外れた苦行と懐疑に身をすりへらす助任司祭ドニサン神父(ジェラール・ドパルデュー)に心を痛めながらも、その不器用な彼の魂のもつ神…

埋もれがちな傑作/シェナンドー河

南北戦争中のアメリカ南部・バージニア州。チャーリー・アンダーソンは妻に先立たれた後、7人の子供と共にシェナンドー川の畔で広大な農場を経営していた。彼は戦争に否定的で、頑なに中立を守り続けていた。しかしある日、彼の息子の1人ボーイがひょんな事…

埋もれがちな傑作/ロストワールド_The Lost World

あらすじ ロンドン・ガゼットの記者エドワード・マローンはグラディスという乙女を恋していたが、彼女は彼に何か素晴らしい仕事をしてくれなくては結婚しないと語るので、彼はチャレンジャー教授の探検隊に加わって南アメリカアマゾン川上流の蛮地探検に出発…

埋もれがちな傑作/奇跡_ORDET

<ガートルード>と<裁かるるジャンヌ>を観て この両作品が同じ監督の作品とは思えないだろう 強烈に印象的なクローズアップを多用する<裁かるるジャンヌ>と 限られた空間の中でミドルのショットでロングテイクする<ガートルード> いずれにしてもカー…

埋もれがちな傑作/チャルラータ

黒澤が生前に言った言葉 「サタジットレイを観たことのないという人は、月と太陽を見たことがないというに等しい」 月と太陽を見ずに生きているつもりか!というわけだね ようするに たくさん映画を観ているつもりでも 『サタジットレイを見ずには映画を観て…

埋もれがちな傑作/メキシコ万歳

エイゼンシュティンの観客に突き付ける画は いつでも重く深く胸に突き刺さる、、、 当然無声映画だが 「映画に言葉はいらない」ことを 一番示してくれる(教えてくれる)のはエイゼンシュテインにほかならない さらにこの映画がカラーであったら ルノワール…

埋もれがちな傑作/大菩薩峠

恥かしながら内田吐夢版も三隈研次版も そして一番面白いと評判で 米国人もラスト15分間の殺陣に熱狂したという 岡本喜八版の<大菩薩峠>も今まで見逃していた、、、 ま、とにかく 仲代達也演じる主人公が狂っているね サイコ野郎、超サディスト こういうの…

埋もれがちな傑作/斬人斬馬剣

その多くのフィルムが消失していながら 奇跡的に見つかったフィルムをつなぎ合わせた 完全な状態でない作品を言うのも何だが、 <斬人斬馬剣>は伊藤大輔が生んだ大傑作、、、 早いパーンとか この時代にやっているのは新しかっただろうね スピード感、迫力…

埋もれがちな傑作/ヨーロッパ横断特急

アランロブ=グリエ(通称:ロブグリエ、ボクは「ロブグリ」と呼ぶ)といえば あの映画史上の超傑作<去年マリエンバートで>の作者(脚本)であり 「ヌーヴォーロマン」を代表する著名な小説家であり 風変わりな、しかし優れた9本の映画を監督した鬼才であ…