たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

映画のこと/埋もれがちな傑作

埋もれがちな傑作/ロングウェイノース_地球のテッペン

まだ初公開から7、8年しか経っていないので「名作」とは言えないが、「傑作」と言うぶんには良いだろう、素晴らしい作品だ、、、独特の美しい絵、とにかく美しい、シルクスクリーンのようなエッジのない描き方、貼り絵とも言えるかもしれない、、、 ジブリの…

埋もれがちな傑作/レーチェルレーチェル

観たくてもなかなか観られないでいた<レーチェルレーチェル>を観ることが出来た、、、 映画の中で恋人同士や夫婦がラブシーンを演じるのは、演じるとは違う感覚、本気の感覚を伴うこともあるかもしれないが、そのパートナーが他の俳優とキスシーン、ベッド…

埋もれがちな傑作/脱獄の掟_RAW DEAL

アンソニーマンによる脱獄逃亡映画、といっても脱獄シーンはさらっと1シーンというあたりが、さすがアンソニーマン、、、いったいどうやって抜け出したのかはまったく説明なしだが、その後二人の恋人(二股かーい)を伴っての逃走劇、身代わりになって服役し…

埋もれがちな傑作/イルマヴェップ

映画狂連中の間では時々話題になるフランスの古典的名作無声連続活劇<吸血ギャング団>、、、主役の女性が所謂のちのキャットウーマンとかキャッツアイとか峰不二子のモデルであったろうと容易に想像の付くようなボンテージなコスチュームで活躍する映画だ…

埋もれがちな傑作/ローマで夜だった

米国人はそんなでもないけど、ヨーロッパの男は相手が美人だと自然を装いながらやたら触るよね、美人でもない人にはそうはしないのに、美人にはベタベタ接触しすぎる、勿論そういうことに不慣れなアジア人の感想だが、アジア人としてでなく男だからこそ判る…

埋もれがちな傑作/マッキー

インド映画界のエンタメ王、<バーフバリ>シリーズで名を挙げたラージャマウリの<マッキー>をまったく知識なく観たらとんでもない映画でビックリした、、、あの<少林サッカー>以来の衝撃、いや笑撃ともいえる、、、結局バカバカしいことってバカになり…

埋もれがちな傑作/SHOAH/ショア_第四部

東日本の大震災では19000人が犠牲となった、ホロコーストでは600万人が犠牲となったことで、その凄さは数字からも分かる、、、大きい数字はつい、亡くなったひとりひとりへの想いが希薄になりがちだが、ひとりが殺されることも大勢の犠牲者の一人も、一人は…

埋もれがちな傑作/SHOAH/ショア_第三部

貨車から降ろされたユダヤ人たちがパニックを起こしたり抵抗したりしないように、全裸にし、ガス室まで誘導するためのオペレーションはシステマチックに機能していた、、、しかしある時から女性たちの髪を切ることになったのだが、床屋たちがガス室の手前で…

埋もれがちな傑作/SHOAH/ショア_第二部

4部構成になっている本作の第二部、、、こんなことに労力をかける愚かなナチ、ドイツ、ドイツ人、、、しかし、思う、ユダヤ人に対する迫害はドイツに限ったことではない、ユダヤ人に対する差別はヨーロッパ全土にあったのは誰も否定できないはずだ、だから…

埋もれがちな傑作/SHOAH/ショア_第一部

非米国系の様々なオールタイムベストでは必ずといっていいほど名が挙がる<SHOAH/ショア>をやっと観ることができた、といっても、10時間ちかくに及ぶ大作の「第一章」だが、、、 1974年から撮影が始まり、1985年に9時間27分の作品として発表され、日本では…

埋もれがちな傑作/女群西部へ!_Westward The Women

<女群西部へ!>女どもがバーゲンをやっている西武百貨店に先を争って押し駆ける話ではない、、、ボクの人生でこの言葉を使ったことはない「女群」、それは「にょぐん」と読ませるそうだ、魚群「ぎょぐん」のよう、キーボードを叩いても変換できない、、、…

埋もれがちな傑作/怪物團(フリークス)

昔、<フリークス>というタイトルだった時以来のトッドブラウニングの<怪物團>を鑑賞した、、、そもそも、これが当初のタイトルだったので、元に戻ったわけだが、「フリークス」よりクラシカルな雰囲気で少し怖い感じも出る題名だ、、、 間違いなく「名作…

埋もれがちな傑作/石の微笑_The Bridesmaid

映画の「見せ方」って、構図、(キャメラの)動き、つなぎ(編集)、それ以外(演技、ストーリー、アクション、特殊効果、音楽、美術など)と思うけど、シャブロルとかロメールとか濱口なんかも「構図」「動き」「つなぎ」なんかで見せる人ではないよね、だ…

埋もれがちな傑作/CUT

「映画のために死ね」、、、カッチョいいいいい イラン人監督アミールナデリが日本映画で監督した映画愛に溢れた作品、黒澤、溝口、小津の墓参りなど映画に関することの連打、、、、映画映画映画、そして容赦ないパンチ、殴る殴る殴る、、、映画、殴る、映画…

埋もれがちな傑作/嘆きのテレーズ

今頃ぉ~な<嘆きのテレーズ>をこの年齢になってようやく鑑賞したボクにとっては長年埋もれていた名作、、、主要登場人物5名がそれぞれの罰を受ける物語、、、 ボクは妻から度々「いつか大きな罰を受けるよ」と言われているが、10年以上たっても直接な大罰…

埋もれがちな傑作/怒りのキューバ_I am Cuba

名作<戦争と貞操/鶴は翔んでいく>のミハイルカラトーゾフが60年代に制作しながら90年代に入るまで埋もれていた(語られることが少なかった)長回しの凄さで有名になった<怒りのキューバ>は昨年上映もされたが見逃し、ボクの「絶対に観たいリスト」の上位…

埋もれがちな傑作/たそがれ酒場

<たそがれ酒場>細川たかしの唄のようなタイトルだが、どことなくフランス映画の趣、それはセットだったり、音楽だったり、津島恵子がディートリヒのようであったり、そこに集う客を魅了するのはフランス映画ではないが<ギルダ>リタヘイワースのようでも…

埋もれがちな傑作/主婦マリーがしたこと

薄いスープしか飲めない貧しい生活だったから、ほんの少し豊かになりたかっただけ、夢は歌手になること、娼婦に部屋を貸して、中絶の手助けをして金を稼いでいたのは確かだが人助けの意味もあった、悪いことをして金儲けをした意識は薄い、、、しかし、死刑…

埋もれがちな傑作/殺人捜査線

ドンシーゲル初期の傑作<殺人捜査線>、、、ロングの移動やパン、スクリーンプロセルを効果的に使ったカーアクション、そしてなんといってもイーライウォラックの緩急出し入れが絶妙なクレイジーな演技、障がい者(車いす)を蹴り上げる姿に震える、車椅子…

埋もれがちな傑作/洲崎パラダイス_赤信号

スマート映画ブロガーhisaさんが<洲崎パラダイス_赤信号>を取り上げているのを見て、ひさしぶりに無性に観たくなった、大好きな映画だ、これで4回目か5回目の鑑賞になる、それでも何度観ても「いい」と確認するばかりだ、、、川島雄三監督、助監督には今…

埋もれがちな傑作/霊魂の不滅

「不滅の霊魂」ではないのだね「霊魂の不滅」霊魂と云うものを語るのではなく、不滅についての映画、、、ベルイマンの<野いちご>では主役を務めた「スウェーデン映画の父」ともいえる大監督(米国ではヴィクターシーストラム)、米国時代にはリリアンギッ…

埋もれがちな傑作/マダムと泥棒_THE LADY KILLERS

イーリングスタジオについて日本人はあまり語らない、というか映画ファンを自称していても観ない人が多い、絶対に観るべき作品、後の映画に影響を与えた作品が多いのに知らない、<カインドハート><白衣の男>は死ぬまでに絶対観るべきだし、というボクも…

埋もれがちな傑作/スウィーニートッド/フリート街の悪魔の理髪師_Sweeney Todd: The Demon Barber of Fleet Street

「埋もれている」と言ってしまうと異論を唱える人も多いかと思うが、今まで全く興味も沸かずスルーし続けてきたボクにとっては、期待せずに公園の砂場から遺跡を掘り起こしたような気分なのだ、、、 ティムバートンは近年すっかりウェスアンダーソンにそのポ…

埋もれがちな傑作/ヒアアフター(三度目の記事)

東京を除く全国的にお盆なので、というわけではないが、この映画<ヒアアフター>を観て、書くのは三度目、そもそも「埋もれがちな傑作」の第一回目は<ヒアアフター>だった、、、あの頃毎年のキネ旬テンではイーストウッド作品は1位が定位置だったことを…

埋もれがちな傑作/バファロー大隊_Sergeant Rutledge

まったく内容が反映されていない広告ポスター、ウディストロードのクレジットは4番目って、なぜ? 「バッファロー」ではなく「バファロー」、小さな「ッ」がないんだね、、、 ジョンフォードの1960年の黒人差別を扱った法廷ものの問題作であり、埋もれがちな…

埋もれがちな傑作/Dr.Tと女たち

信頼のおける目の肥えたケニー龍氏のレビューで☆が5ツだったので未見のアルトマン作品、観てみた、、、 主人公の産婦人科医であるリチャードギアの日常には常に女性たちがつきまとう、そのうえ妻は精神をきたし精神病院に入り、数日後には娘の結婚式が控え…

埋もれがちな傑作/誉の名手_Straight Shooting

蓮實御大の影響で映画バカ連中の間でジョンフォードブームがかすかに起きているようだが、御大のトークショー絡みの上映回には深夜から並んでいるとおぼしき面々を含め入場券発売と共に瞬殺で売り切れる有様、始発に乗って行っても買えるかどうか分からない…

映画感想&埋もれがちな傑作/WANDA/ワンダ

エリアカザンの妻のデビュー作にして遺作で、世界の映画人たちが愛する伝説の映画、日本では長らく観ることが出来なかったまさに埋もれた傑作、ついに半世紀以上の時を経て日本初公開!つねに映画史上の上位にランキングされ、日本のシネフィル連中が夢にま…

埋もれがちな傑作/ランジュ氏の犯罪

あらすじ 小さな町工場で働くランジュは仕事の合間に冒険小説を書いている。社長のバタラは会社経営が破綻している事から密かにランジュを丸め込み、書き上がった彼の小説を無断で出版する。小説はベストセラーとなり売上金が入るが、もはや焼け石に水でバタ…

埋もれがちな傑作/草の上の昼食

つくづくDNAとは恐ろしい 願っても届かないモノを生まれもって持つ者 それは 絵画から映画に移っても 血の継承 とくにカラー作品に色濃く <田舎の日曜日>は 願っても叶わぬ人が伸ばした手のように思える、、、 白黒から始まり それは白黒テレビの世界で や…