たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

映画一言二言/サヨナライツカ

 

タイに赴任中の男は日本に婚約者がいる身だが、現地で知り合った謎の女と身体で結ばれる、、、ミポリンのベッドシーンが見どころ、引いた画ながら西島と全裸で(のように見える)腰を絡めているシーンはスタンドインには見えないので、ミポリンも立派に体を張る役者さんになったんやねえと思う瞬間、、、

 

映画自体は終始CMっぽい綺麗なショットで尚且つ映画的ないい画を並べているんだけど、原作者の辻仁成なる人物のことはよく知らないが、作家として才能ある人なのだろうか?ストーリー的には何ら新しいものはない、その原作者の元嫁中山ミポリンが多少大人になったものの相変わらずの美貌に見とれることが売りの映画、、、日本人の原作を韓国の制作会社が韓国の監督とスタッフで日本のキャストで撮影されたフィルムの良さフィルムの美しさに見惚れる美穂りん映画、、、ビュ~ティフォ~

 

シンメトリーな構図、フレームを割った画、奥行きのある画、逆光、ロング、ウォンカーウァイやタランアンユンみたいなフィルムの美しさ、カッコイイ画をこれでもかと見せつけようとする監督には感謝するが、尺としては特に終盤が少々長かった、、、

 

フィルムといえば、もうほとんど撮影されることもなくなったが、今年で言えば<阿修羅のごとく>是枝はフィルム撮影を重視する希少な存在で、フィルムで撮影しデジタルに変換、完成させる人、、、<港のひかり>も同じような行程だったが、これが現在のフィルム撮影による一般的な行程、、、しかし、劇場で観ていないのだが<秒速5センチメートル>のスタッフと先日話す機会があって、その作品に関してはデジタルで撮影されているそうだが、その後に35でフィルムにおこし、さらに16に縮小かけて、最後にデジタルに戻したらしい、なんともひと手間もふた手間み手間もかけ美しさを追求した映画になっている、、、映画を良く知らない人はフィルムは古臭いとか綺麗じゃないとか言うけど、デジタルの人工的なキレイさにはない、温もりと味と美しさがフィルムにはある、、、<サヨナライツカ>のような映画を観ると、「やはり映画はフィルムに限るなぁ」とあらためて感じるわけだ、、、

 

あなたは死ぬときに、愛されたことを思うのか?愛したことを思うのか?

 

中山と石田ゆり子が船上で並んで撮ったポラロイド写真を、主人公が奥さん(石田)から受け取った本のページから見つけるシーンがボクにとっての一番いろんな意味で胸に突き刺さったシーンだった、、、(W

 

 

 

サイト&サウンド誌が選出した2025年の映画トップ10

news.yahoo.co.jp

 

英サイト&サウンド誌が選出した2025年の映画トップ10は以下の通り。

 

1. 「ワン・バトル・アフター・アナザー」

2. 「罪人たち」

3. 「マスターマインド

4. 「Sirāt」

5. 「The Secret Agent」

6. 「It Was Just an Accident」

7. 「Sorry, Baby」

8. 「WEAPONS ウェポンズ」

9. 「枯れ葉」

10. 「Resurrection」

 

※太字がアカデミー作品賞ノミネートの有力候補

 

 

 

 

埋もれがちな傑作/思い、思われ、ふり、ふられ

 

以前から観ようと思っていた本作をやっと観た、、、傑作というにはいい過ぎかもしれないが大変面白かった、、、中心人物の男女4人が同じマンションという、まるで高橋留美子の漫画をみるような設定だが、台詞がいい、脚本がうまい、4人の思いが空回りしながらも、複雑に絡まった糸がほぐれるラストが清々しい、、、その後の4人の関係もそれぞれ色々あるだろうが、そんなことはどうでもいい、心配は今しなくてもいい、そんな思いを感じたラストだった、、、

 

気になったところ、、、カズの由奈への想いがあったはずだがスルーされている、、、、射的でもらったぬいぐるみが後半活かされるのかと思ったがそれっきり、、、

 

「言葉に出したら、もう取り消せない」

「フラれたって、死にはしない」

「後付けで自分が出来ない言い訳にしている、何かのせいにしている」

「ここじゃない何処か」

 

王子様、アクエリアス、壊れたスマホ、マッドマックス怒りのデスロード、アバウトタイム、ラブアクチュアリー、射的で当てたぬいぐるみ、文化祭、、、

 



映画感想/サブスタンス

 

エブエブの時も同じ感覚だったのだが、こういうのってのはヲタが密かに愉しむ種類の映画なもんで、ファンタスティック映画祭大賞なら相応しいけど、決してアカデミー賞のような華やかなステージには似合わない日陰の身のようなもんで、ド演歌歌手が集まったコンサート会場に一人アニソン歌手が紛れ込んでいるモヤモヤした落ち着かない気分になるが、クローネンバーグには振り向きもしなかったくせに最近のオスカーはこういうのもノミネートするのだから違和感は否めない、、、カルトムービーという称号こそがもっともお似合いのバカバカしくてくだらねえけど、馬鹿映画としては超一級品のB級C級映画、、、

 

ストーリーは、7日おきに若い容姿の別の自分を得られた過去のスターが、欲を張って自滅して本当におぞましい姿をさらけ出してしまう、ま、そういう荒唐無稽なファンタジーというかホラーというか、現代のイソップ物語なのだが、ハリウッドに根強くはびこる若さ信仰に翻弄される人間の愚かさを描いた、って言うと馬鹿映画どころかアカデミー賞に相応しい崇高なテーマじゃん、、、w

 

点、、、卵、シュリンプカクテル、ダイエットコーク、ハエ、503、七面鳥、ジュラシックフィットネス、’they are going to love you’みんなキミを好きになるよ

 



食べ物記録庫

う~ま~

 

プリンロール/八芳園洋菓子店

プリンロールと耳にすりゃ、行くね、すぐに買いに行くね、、、でもね、旨いけど、いくらなんでもプリンが小さすぎるって、品名にプリンを名乗れるほど主張してないって、これはダメよダメダメ~

海苔弁当/のり弁八重八_焼き鮭

自分史上最高傑作の焼鮭海苔弁、おそらくコレを超えるものは早々出ては来ないだろう、、、

ふるさと納税岡山県津山市_星乃シャインマスカット1.3㎏

ビューティフル!

寿司/根室花まる
以前同じビルのB1Fで立ち食いスタイルの同店で食べた、こんどは座って食べようと10階へ、こちらは一皿2貫づつ、1貫づつ注文できる立ち喰いとの差別化

カップ焼きそば/マルちゃん_焼きそば弁当「ちょい辛」

北海道限定のはずが最近よく見かける焼きそば弁当、コレはお気に入りのなのだが、今回は「ちょい辛」、、、いつもながらスープが付いているのも嬉しい、、、

おでん/ヤマサ蒲鉾_姫路おでん

はじめて食べる、生姜醤油で食べる、、、

塩パン/元祖塩パンメゾン

いつも並んでいる塩パン屋、玉子とさつまいものが好きなのだがさつまいもがなくガッカリ、しかたなくアップルパイ的なやつ買った、、、それでも一人限定2個の玉子の塩パンで大満足

天丼/山の上ホテル

日本橋三越本店、あの巨大オブジェが大好きで、ちょうどパイプオルガンみたいので映画音楽特集やってたからベンチに座って昼寝した、、、美味しいもの食べた後は眠むくなるねん、美味しい物は山の上ホテル(@三越地下食堂街)の天丼、ここの天丼は大好物、、、

たらこスパ/壁の穴

大好物の「たらことイカ」それに「ウニとイクラ」ほんとココの美味いよ、、、で、ちょうど東京国際映画祭の頃だったので屋外上映会やってて<スティング>流してた、、、

 

なにげな一葉/師走

 

12月は大嫌いだ、、、弊社は11月が最繁忙期で、その疲れが抜けないままイベントだらけの師走に突入する、、、結婚記念日、妻の誕生日、クリスマス、それに客との会食、各種忘年会、最後は正月の用意、イベント盛りだくさん、疲れる、、、だから、街が綺麗に、そして賑わってても、ただ憂鬱なだけ、、、

 

ツリー

イチョウ

イルミネーション





埋もれがちな傑作/大地の子守歌

 

原作者の素九鬼子は言っている「映画というのは小説とはまったく別のものだから、お好きにどうぞ」クリエイターが築いたものを、他のジャンルのクリエイターに託したら、そこから先はそのクリエイターのもの、それは真のクリエイターなら分かっているはずのこと、何故なら逆の立場を想像することが出来るから、ただ単に原作に忠実に描くならクリエイターがやる意味もなく、制限を受けながら仕事をするならそれはクリエイターのすることではないから、、、またこうも言っている「一流の小説家はそうする(次のクリエイターにバトンを渡したらお任せ)、二流以下になるとかぎって五月蠅いことを言うものだ」フフフ、わかってるねこの原作者、、、

 

「女になりとうない!子供でいたい」

まるで「ピノキオ」に登場するキツネのような男に騙され売られた13歳の少女の、生きざまを描いた物語、、、

 

何と言っても原田美枝子、16歳の頃に原作を読んで主人公を演じたいと熱望し、18歳の女の子が体を張って演じるには並大抵の役柄ではない、主人公の生きざまも凄いが原田美枝子も凄い、、、そして、十代とは思えない表情が随所に現れる、同年<青春の殺人者>と共にキネ旬の主演女優賞を十代で受賞するわけだが、あっちよりもコッチの原田の演技を買いたい、、、石橋静河がこれを観たとき『お母さん、凄い、勝てないわ』と思ったことだろう、、、

 

ラストの船上、主人公の娘おりんが救ってくれた男に懇願するシーンは、あの<アノーラ>だ、アノーラのラストをみた思いがした、礼や感謝の思いとそこにかすかに浮かぶ愛情を何も持たない者が形としてそう表現しようとする、それはとても悲しいことでもあるし、ある者は愚かだと叱るかもしれないが、その子には今考えられる全てなのだ、、、それにしても主人公がすがるように男に懇願した後を描いていないのがいい、肩を抱いて「そんなことしなくていいんだよ」と説得するようなシーンを入れがちだがそれを省く、同じように主人公が客と交わるシーンは描かれていない、それを期待した観客もいるだろうが、それを省いたことで本作の価値は更にあがっている、、、

 

ときどき「火」のシーンがある、最初はマッチだった、未来を照らす明かりであったり、そして燃え上がる感情だったり、、、「大地(土)」は生命、「海(水)」は未来、、、

 

やっと初めて鑑賞できた、埋もれてはいないはずだが、ボクの中でなかなか縁なく観れなかった、強烈に胸を揺さぶるさすが増村保造の傑作だった、、、

 

P.S.

佐藤祐介と千葉雄大ってメチャクチャ似てる