たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

埋もれがちな傑作/悪魔の発明

 

 

映画は魔法の世界、これこそがソレ、、、

 

映画史に重要な足跡を残したアニメーション映画のチェコスロバキアの巨匠カレルゼマンは映画通にはおなじみのビッグネームだが、いままで数本しか観ておらず、しかも代表作の本作を見逃していたので観てみた、ジュールヴェルヌの原作<悪魔の発明

 

まぁ、おったまげた、とにかくぶっ飛んだ、いまだ興奮冷めやらない、、、ディズニーがやった実写とアニメの合成を遥かに凌いでアートにした、いや、アートなんて生易しいものではない、これは驚異だ、そして狂気の沙汰だ、、、人間だけ実際の演者を使い(ときどきロングのショットでは絵もある)他はアニメもしくは実際にあるセットや大道具小道具に上書きし、絵で描いたようなセット(文字どおりこれこそ書割/壁や天井や床まで絵で描いたように塗り替えている)の中に演者を置く、絵と人を混在させ絵本の中で実際の人々が蠢いているような感覚、、、ウェスが究極に目指すのはココなのだろう、カレルゼマンはメリエスの影響を大いに受け、そしてウェスに多大な影響を与えている(ほかにも日本なら大林亘彦などなど)

 

これは傑作、なんでこんな凄い映画日本では知られていないの?そして何しろカレルゼマンは天才、、、ひさしぶりの5点!(満点)埋もれがちな大傑作だ!

 

すごい、凄すぎる、、、