権利関係の問題など色々言われているが、長らく上映もメディア化もされず、僅かに市場に出回った希少なLDやVHSは高価な値段で取引されていた、、、2019年に一週間限定で神保町シアターで上映されたのをキッカケに伝説化された埋もれがちだった本作が公開30周年を機にブルーレイ化し、いよいよ配信されたので鑑賞した、、、
ストーリーはいたって単純、まる子がたまたま出逢った絵描き志望のお姉さんとの短い期間の交流を「めんこい仔馬の歌」(東宝のデコちゃん主演、黒澤明助監督<馬>の主題歌でもある)を交えてそのお姉さんが自分の夢をあきらめ嫁ぐまでを描く、、、30年前の価値観だからね、男の夢のために女の夢を諦めて嫁ぐ選択は今では違和感を感じるね、、、
以下、音楽パートリスト
1 『1969年のドラッグ・レース』大瀧詠一
アニメーションのパート演出に湯浅政明があたっている、これが出色!
2 『ダンドゥット・レゲエ』
3 『ヒロシの入浴』
4 『はらいそ』細野晴臣
5 『買い物ブギ』笠置シヅ子
アニメーション演出は湯浅政明
6 『星を食べる』たま
8 『だいすき』
今やGG賞ノミネート監督の湯浅政明
2ツの音楽パートの演出を任されているが
やはり才能ある人は若い頃からその才能を発揮している
わてほんまによう言わんわ♪
ほとんどミュージカルだよ
それがまた良いのだ
イマジネーション
センスあるイメージに溢れている
さくらももこのイメージなのか?監督のイメージなのか?
そういえば
さくらももこって若くして死んでしまったんだよね
乳がんだったかなぁ
惜しい人材、惜しい才能だったね
それでもこうして
その才能の結晶が残って親しまれるのが映画の力だね
とても美しく
保存版にしたいほどの埋もれがちだった傑作、、、