ときどき無性に観たくなる、たぶん5、6回目の鑑賞、、、
ローアングル、ローポジ、ロング、クローズアップ、仰角とか俯瞰とか真俯瞰とか様々な角度から有効に画を作っていく、40年前のデビューしたての森田、一方で新しいことにも試してみる、いかにも若さを感じる、、、今の若い人が見ても何とも感じないだろうけど、あの頃の森田は確かに新しい監督、新しいセンスの人だった、これはある年代の人たちの感覚、これを面白いと感じない人はかなりのお歳の方か若い人、70~80年代の感性、、、だから落語という一見古臭く感じそうな世界でありながら全く古臭さを感じない、そこがこの映画のウリ、、、その10年後に登場する新しい才能ツァイミンリャンは森田の影響を受けているような気がする、、、そして日本なら<しゃべれどもしゃべれども>へ
それにしても主役の伊藤克信、秋元康夫人になる前の高井麻巳子に再三アプローチをかけたことに怒った秋元から干され、すっかりテレビで見掛ける機会はなくなった(噂)のは、面白いキャラだっただけにとても惜しい、、、そしてやっぱり秋吉久美子は可愛い、、、
YMOのアルバムジャケット
一方で
「朝顔市から一年経ちましたね」
森田芳光のメジャーデビュー作にして最高傑作、、、
歩け歩け志ん魚(シントト)