たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

映画のこと/ボクの好きなショット

埋もれがちな傑作/異邦人

薄っぺらの短編のような一冊だったのに、ガキの頃の俺には読み進むことが出来ず停滞し難解だったが、映画ではとても分かりやすく最初から最後まで眼を逸らすこともなかった、、、過剰防衛か?正当防衛か?を争うよりも被告の人格を焦点に裁かれる法廷、、、…

ボクの好きなショット/曼荼羅

これは昔観ていたが、<シンウルトラマン>を観た後、なんとなく観てみた、、、面白い映画ではないが、こういうスタイリッシュな画、市川崑とか吉田喜重とか好きなんだよねぇ、、、

ボクの好きなショット/グッバイ,レーニン!

夫の西側への逃亡以来、東側の体制に傾倒していった母が心臓発作で倒れ8カ月間昏睡状態に陥る、その間にベルリンの壁は崩れ東ドイツに西の風が吹き込む、そんな矢先に母が昏睡から目覚めるが刺激を与えると命に支障が生じるため息子(主人公)が現実を母に知…

意味深なショット/舞踏会の手帖

デュヴィヴィエの名作<舞踏会の手帖>若き日の想い出を頼りに、当時知り合った男たちを訪ねる未亡人の物語、、、今では、自殺した男、ギャング、神父、自由気ままに山に暮らす男、結婚当日の市長、おちぶれた船医師、美容師、、、みんな彼女をガッカリさせ…

ボクの好きなショット/美しき諍い女

導入部がとても良くて好きなのだが、過去3度挑みながら途中リタイヤを繰り返し完走を果たせずにいた<美しき諍い女>を暫くぶりに挑戦、、、やはり導入部がいい、で、すらすらすら、あれれ、今までのように飽きることなくスラスラ進み、すっかりハマる、、…

ボクの好きなショット/捜索者

蓮實御大の影響でシネフィル連中の間では只今ジョンフォード回顧ブームが起きているが、ボクも便乗して観返してみた、、、 30年ぶり20年ぶりに再鑑賞、再々鑑賞、、、映画史に輝く捜索者>のボクが抱いていたイメージは深刻で暗い物語、ストイックな主人公の…

ボクの好きなショット/春婦傳

鈴木清順って結局、語りは巧くないんだけど、あえて突飛なことやらなくても画はしっかり撮れる人、ピカソも普通に上手に絵が描けるのと同じだよね、、、とにかく、いちいち毎カット画が良いのだよ、その中でも主人公の野川由美子が戦場を駆けるシーン、この…

映画一言二言/悪太郎

ピカソも普通に描けば普通に絵が上手なように、鈴木清順も奇をてらわない頃は普通に良い画を撮っていたわけで、、、 前半は<けんかえれじい>みたいな感じを思わせながら、後半から純愛映画へ、、、

埋もれがちな傑作/草の上の昼食

つくづくDNAとは恐ろしい 願っても届かないモノを生まれもって持つ者 それは 絵画から映画に移っても 血の継承 とくにカラー作品に色濃く <田舎の日曜日>は 願っても叶わぬ人が伸ばした手のように思える、、、 白黒から始まり それは白黒テレビの世界で や…

ボクの好きなショット/小早川家の秋

一年前に再見して このラストシーンについて何か書こうと思っていたが忘れてしまった <小早川家の秋> 「こばやかわ」ではなく「こはやがわ」と読むそうだ、、、 さんざん死んだ母を泣かせた女好きの父親は昔の愛人と娘の家で息を引き取った その葬式の日、…

ボクの好きなショット/お遊さま

ほんと溝口は言うことないね、見惚れるね、、、 ずいぶん前に観て書かなかったら 言いたいこと忘れた、、、

ボクの好きなショット/ハレルヤ

出演者は黒人のみ 巨匠キングヴィターの初のトーキー作品で 名作中の名作だが 日本では語られることはほとんどない 埋もれたまんまの傑作 ずいぶん前に観て 書きたいことがあったが 何を書くべきだったか忘れた ただ この3ショットだけが手元に資料として残…

ボクの好きなショット/めぐりあう時間たち_The Hours

ハリーポッターに出てくる駅はいかにもセットと分るが、 この映画に出てくる駅は 昔のまま残っているのか? それともセットなのか? それにしても美しい、、、

ボクの好きなショット/デッドマン

ジャームッシュだね ひとつひとつのショットが アートというより もはや、、、詩 ほんとはね シャープネスでコントラストきれきれすぎる デジタル臭い白黒は好きではないけど 詩の世界に引きづりこまれた、、、 ロバートミッチャムが出ていたり ニールヤング…

ボクの好きなショット/鉄砲玉の美学

敵対する暴力団の組長の女とセックスに浸る日々、、、やがて、女は姿を消す、いつしか男は追われる立場になっていた、、、 渡瀬恒彦と杉本美樹のカラミ、、、レースのカーテンの影がからみ付く、、、 いかにもニューシネマの時代 チンピラニューシネマ 印象…

ボクの好きなショット/石中先生行状記

成瀬の<石中先生行状記> 石中先生が主人公ではないが かならず石中先生が登場する エピソード三編からなるオムニバス 祭の列が近づくこのシーンがとても好きなので 記憶として数カットを残しておく、、、

ボクの好きなショット/スターダストメモリー_Stardust Memories

「役得」という言葉はウディアレンのために用意された言葉なのかも知れない、、、好きな女優とキスして、それをお気に入りのキャメラマンに撮ってもらことを「業」としている人、幸福なライフワーク、、、チビでハゲだけど、才能が有って、ナルシストで、自…

ボクの好きなショット/破れ太鼓

「木下が好きだ」と言いながら、今頃やっと観た<破れ太鼓> 村瀬、東山、沢村、森、滝沢、宇野、小沢といった新劇の演技派揃いの中にあって、無声映画からの映画スターで新派の阪妻を中心に配す確信犯的キャスティングが狙いとおりだ、、、旧態依然のオーバ…

ボクの好きなシーン/カップルズ

エドワードヤンの<カップルズ> 台北市内の不良グループ、ナンパーして部屋に連れ込んだ女は仲間皆のモノ、共有してこそ仲間、、、人を騙しもしくは脅かし金を分捕るのが奴等のシノギ、、、ある日、男を追ってフランスからやって来た白人女性と知り合い、売…

ボクの好きなショット/マーラー

ケンラッセルの<マーラー> ストーリーで語る監督ではない ショットを積み重ね、感覚で訴えてくる人、、、

映画一言二言/ラ ポワント クールト

感性の人、アニエスヴァルダがまだ「プロ」と呼ばれていない時代に、素人スタッフと撮った自主制作映画、、、しかし素人のレベルではない、完成度が高すぎる、、、構図がバチバチとキマッている、、、スゴっ 二層構造になっている本編、、、パリから戻った男…

ボクの好きなショット/デスペラード

<デスペラード> 公開当時以来の鑑賞 < ユーモアと激しいアクション やはり面白いね とにかくギターだよね、、、W

ボクの好きなショット/愛の神エロス『エロスの悪戯〜ペンローズの悩み』

ウォンカーウァイ、ソダーバーグ、アントニオーニの 三大監督によるオムニバス映画<愛の神エロス> その中のソダーバーグの 『エロスの悪戯〜ペンローズの悩み』 ソダーバーグはあまり好きでもない監督だけど このオムニバスの中では ボクの大好きな2監督…

ボクの好きなショット/長い灰色の線

オーラリー♪と言われると馴染みがないが(他の映画でも時折耳にする)、、、ぁ、エルビスのラブミーテンダー♪だ!と、、、 灰色の制服の長い一本の線のように見える隊列、、、 屋外に限らず、屋内であっても奥行きのある深いい美しい画の数々に惚れる、、、

ボクの好きなショット/白夜

恥かしながら 今頃ぉ~ヴィスコンティの<白夜>を観た やはり傑作だった、、、 ヴィスコンティは 豪華絢爛な貴族の世界を描いた作品よりも 初期のネオレアリズモが好きだ、、、 初めの数カットを観れば 素晴らしい作品かどうかを見極められる典型的な作品 …

ボクの好きなショット/ミニー&モスコウィッツ

カサヴェテス作品群の中でも 知名度が低いこの作品だが 徐々に徐々に引き込まれていって 最後には 主人公二人共々、この作品がとても愛おしくなる、、、 駐車場で働くモスコウィッツはなにかにつけ騒ぎを起こす青年。美術館に勤務する女性ミニーは既婚者と付…

ボクの好きなショット/静かなる叫び

ドゥミ作品の中では 比較的知名度の低い作品だけど、 これがなかなか力作で 印象的な画が多く、アートスティックで 監督のもった資質、センスの良さを感じさせる一作だ、、、 1989年12月6日にモントリオール理工科大学で起きた銃乱射事件の顛末とともに、重…

ボクの好きなショット/風の向こうへ

天才・オーソンウエルズの最後の作品<風の向こうへ> ときどきフォトジェニックな画をみせ 『まだまだ老いていないぞ』と、訴えかけているようでもあるが 過去のほとんどの作品が傑作であるウェルズにとっては 少々残念な感想に至ってしまう本作 それでも …

ボクの好きなショット/雪夫人絵図

溝口健二の<雪夫人絵図> 終盤の霧のシーンが凄すぎる 美くしすぎる ロングといったら溝口 (松竹なら「ロングは木下惠介作品を観て勉強しろ」というそうだ) そして、構図、人物や物の配置、霧の入り方 すべてがパーフェクト!やっぱり溝口はすごいい! 親…

ボクの好きなショット/死んでもいい

学生映画の延長にあるような作風のエロオヤジ石井隆が撮った <郵便配達は二度ベルを鳴らす>を下敷きにしたような映画、、、 全編を通して終始ペールピンクがかった色調 ときおりモノクロームに見違えるほどのフィルターワーク、、、 ライクーダーみたいな…