たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

映画のこと/ボクの好きなショット

ボクの好きなショット/濡れた欲情_ひらけ!チューリップ

神代辰巳っていうと 長回しのイメージがあるけど それ以外にも、長玉をよく使う人だ、、、 一本の作中に長玉を度々使うのって ふつう躊躇すると思うけど そういう遠慮というのがないのが神代のセンスなんだろうね きっと批判を恐れない人なんだと思う だって…

ボクの好きなショット/犯罪河岸

H.G.クルーゾーというと ダイナミックでドラマティックな作風をイメージするが なかなかスタイリッシュな画も撮る ストーリーも面白く さまざまな勘違いが大きな疑惑を生む 構成もよくできていて 前半が犯人側(のちに無実)の3人の主人公の視点で描かれ …

ボクの好きなショット/夏至

八点鐘さんが トランアンユンなら<青いパパイヤの臭い>より<夏至>が好きだと言っていたので 確かめるため、数年ぶりに観てみた、、、 (たしか)屋外シーンもすべて自然光を使わず 全編スタジオで撮った<青いパパイヤの香り>より 若干「人工的」な色調…

ボクの好きなシーン/暴力

吉村公三郎の<暴力> 戦後 大阪、新世界、、、 いくら戦後の荒れた世でも こんな町は日本中どこにもない 最低の生活 最低の価格 1日50円あれば腹が満たされ この町では 安くて美味しいものしか売れない 高くては売れない (以上、劇中のセリフ) それでも乞…

ボクの好きなショット/キネマの天地

ボクは若い頃 東京~大船間を何百回と移動していた それは松竹大船撮影所に用があったからだ だから「大船」に関しては 東宝や東映や日活、大映の撮影所よりも ちょっとした思い入れが強いのだ、、、 この映画は 松竹が蒲田から大船に移転して50周年を記念し…

ボクの好きなショット/男はつらいよ(12)私の寅さん

マジックアワー狙いのショットは幾らでもあるけど これは気合が入っているよ ほんとうに美しい ため息がもれるほどの奇麗なショット、、、 ほんと江ノ電ってやつは 愛おしい存在だね 狭い民家のすき間を通り過ぎていく あの小さな電車

ボクの好きなショット/モガンボ

カラオケで 「愛が始まるとき」とか「ロンリーチャップリン」とか 「男と女のラブゲーム」「居酒屋」「もしかしてPART2」「今夜は離さない」とかが かかり出すとマジ頭が痛くなるんだけどぉ とくにとくに 頭痛がキツイどころか吐き気さえもよおすのが、、、…

男はつらいよ(7)望郷篇

「マンネリ」とか「ワンパターン」とか 水戸黄門なんかで、よく言われることだけど、 あらためてエピソード1から<男はつらいよ>シリーズみていると そのマンネリズム感が凄く心地よいのだよ ワンパターンというより 優れた「フォーマット」と言えるね 最…

ボクの好きなショット/10億ドルの頭脳

英国人って、 本当「007」のようなスパイものとか好きだよね ボクは進んでは観ないけど 「007」にしても「キングスマン」にしても(その他もろもろ) 勧められると取り敢えず見るんだけど で、観ればやはり面白いけど それでも、やっぱり、自分から進んで探…

ボクのすきなショット/イブの三つの顔

ジキルとハイドみたいなのが 最初の多重人格者を世に知らせたものなんだろうけど、 実在する「多重人格障害者」として 初めて映画の題材に取り上げられ描いたのが この映画<イブの三つの顔>なんだろうね ジョアンウッドワードが 夫よりもずっと以前にオス…

ボクの好きなショット/無限ファンデーション

<さびしんぼう>とか<ベルリン天使の詩>とか そんな系統の映画 青春の多感さを描いて なかなかいい映画ではあるけど、 こういう日本映画を観るたびに思うこと、 べつに スケールとか迫力がありゃいいってもんじゃないけど、 いつもいつもこじんまりした …

ボクの好きなショット/海外特派員

次男がヒッチの<海外特派員>を観て たいへん関心していたので 『そんなに良かったっけ?』と思って再見したが、 このテのものではヒッチなら やはり<北北西に進路を取れ>の方が断然いいと思うけど ヒッチだからね、つまらない訳がない いろいろなシチュ…

ボクの好きなショット/魂のジュリエッタ

フェリーニの<魂のジュリエッタ>は 自身の傑作<81/2>のアンサームービーの趣き 「構図に凝る人」と、「構図の中に収める対象に凝る人」がいる フェリーニは明らかに後者の監督だ 逆光だとしても構わない 顔が潰れてしまっても気にしない もちろん影の部…

ボクの好きなショット/無頼の群_THE BRAVADOS

The Bravados - Trailer 西部劇ファンに人気の作品<無頼の群> 一人の男が150km離れた町を馬で訪ねてきた、翌日公開される4人の悪党の死刑執行を見届けるために、、、ところが死刑執行人が4人の脱獄の手助けをしたため、悪党4人は女の人質をとって逃走、…

ボクの好きなシーン/瞳の中の秘密_The Secret in Their Eyes

今、 過去のカンヌ映画祭パルムドール受賞作品で 見逃していた作品を片っ端から観ているんだけど わりかし最近の<瞳の中の秘密>も見逃していた、、、 The Secret In Their Eyes [2009] - The Football Stadium Scene. 本編中 驚異のロングテイクがコレ↑ サ…

ボクの好きなショット/赤ひげ

もう観るのは、三、四度目で すごく面白いわけではないのだが、 次つぎと織りなすエピソードと 胸を突く画の数々、、、黒澤の<赤ひげ> これは本当、いかにも黒澤らしい大胆な構図、カッチョイイ画だなぁ、、、 家族ゲームより先に黒澤がやってるんだね こ…

ボクの好きなショット/制服の処女

1931年のドイツ映画で 規律厳しい女学校の寄宿舎で 唯一優しい女性教師に恋心を抱く生徒と生徒たちの物語 1933年のキネマ旬報1位であり 映画史上初めてレズビアンを題材にした作品であり 映画史上初めて監督、脚本、出演者の総てが女性という 真の女性映画 …

ボクの好きなショット/TOKYO!(シェイキング東京)

オムニバス映画<TOKYO!>で ポンジュノが担当した「シェイキング東京」のワンシーンから ポンジュノ <パラサイト半地下の家族>同様 ここでもピザの箱が並んでるって場面、、、 くすんだ、重く、暗い緑も ポンジュノの好む色調だよね もう「ポンジュノグ…

ボクの好きなショット/素晴らしき戦争_OH! What A Lovely War

Title Song (Oh What a Lovely War) When They Asked Us From Oh What A Lovely War! youtu.be こんなに美しい戦争映画を、ボクは知らない、、、 冒頭 タイトルクレジットからして お洒落でフォトジェニックなグラフィック 本編に入ると 舞台劇のような しか…

ボクの好きなショット(シーン)/踊らん哉_Shall We Dance

ジンジャ&フレッド ふたりで踊るダンスナンバーが、やはりいい、、、 最近はカットを割りまくったり 奇をてらったようなことをして ダンスよりも 映像テクニックに頼るミュージカルが多い 古き良き クラシックハリウッドのミュージカルは ほぼ1シーン(ダ…

ボクの好きなショット(シーン)/北国の帝国_Emperor of the North

子供の頃以来の鑑賞 リーマーヴィン、アーネストボーグナイン&キースキャラダイン いかにもアルドリッチらしい男臭い映画 女は一人も出てこない、、、 その橋のシーンは圧巻だ こんな高い位置の橋なのに移動があったり、 とにかく全編汽車との平行移動がふ…

ボクの好きなショット/さらば夏の光

吉田喜重ってのは 画家っていうより、フォトグラファーって感じだよね ボクが映画を撮るならコンテを書く前に吉田喜重の作品をみて勉強するべきだろうね 構図、とくにアングルにこだわり 配置、配色が的確 でもね、面白くないんだよね (いいけど、面白くな…

ボクの好きなショット(シーン)/スパイクスギャング

70年代の 埋もれがちな秀作<スパイクスギャング> リチャードフライシャーの監督 リーマーヴィン主演 脇に<アメグラ>後のロンハワード&チャーリーマーティンスミス 西部劇ではあるが ジャンルとしては青春映画の方が相応しい 若者三人組の友情と成長、、…

ボクの好きなショット(いくつかのコト)/花とアリス

花とアリスは大の仲良しの高校生、、、憧れの先輩が記憶喪失になったことを好都合に、花が「今カノ」に、アリスが「元カノ」に扮して付き合うことに、、、 昔みたときは あまり面白くなったが 今観てもやはりあまり面白くない それでも映画として悪いわけで…

ボクの好きなショット/アンネの日記

ほんの10コマほどだけど これらのカットを見ただけで この映画が良い映画だと解るよね? キャメラはウィリアムCメラー 同じジョージスティーブンス監督の<陽のあたる場所>同様 この作品でも2度目のオスカー(白黒撮影賞)を受賞している、、、

ボクの好きなショット(セット)/いま、会いにゆきます

いまさら、今更なんだけど <いま、会いにゆきます>を観た、、、 評判の映画で 「名作」と大袈裟にいう声も多いけど 主演が竹内結子と中村獅童の元リアル夫婦でしょ ファンの方には申し訳ないけど ボク個人としては ふたりともあまり好きな俳優でないんだよ…

ボクの好きなショット/年上の女

女の魅力って何だろうね この映画の主人公は 若くて、可愛くて、金持ちの娘よりも 年上の既婚女性に夢中になる しかも こんなこと言っちゃファンには申し訳ないけど シモーヌシニョレだよ ボクは以前から彼女のことを 体型といい、容姿といい フィリップシー…

ボクの好きなショット/女の歴史

しつこく成瀬、、、 ときどきテレビを見ていると 大して「大物」とも呼べない俳優を 「大物」とか「名優」とか「レジェンド」とか呼んでいるが、 ベテランなだけで そう呼んでいいものなのかと甚だ疑問に思っている 本当の意味で「レジェンド」と呼べる名優…

ボクの好きなシーン/娘・妻・母

成瀬巳喜男<娘・妻・母> 高峰秀子、原節子がクレジットのトップに並び 森雅之、草笛光子、宝田明、杉村春子、淡路恵子、加藤大介、 上原謙、三益愛子、団玲子、小泉博、仲代達也、笠智衆 なんという豪華な出演陣! 演技のぶつかり合いだけ眺めていても じ…

ボクの好きなショット/情事(4)

アントニオーニは「愛の不毛」を描くと皆が言うけど、はたしてそうだろうか? ボクはそんなこと感じたことない、、、 「不毛」と感じるのは アントニーオニ、もしくは主人公本人かも知れないが、 こっちから見れば ただの、女を知らないオッサンでしかないん…