たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

映画のこと/ボクの好きなショット

ボクの好きなショット/戸田家の兄妹

友人が 「小津の<戸田家の兄妹>はいいなぁ」と、呟いたので ひさしぶりに観てみた アントニオーニもこういうことやる 意図的に頭切っちゃう そりゃね 動きのある画なら 仕方なく必然的に一瞬頭が切れちゃうこともあるだろうけど、 FIXだからね キャメラマ…

埋もれがちな傑作/裸足の伯爵夫人_The Barefoot Contessa

「今頃~」と、 言われてしまいそうなのだが、 ボクの中では埋もれていた<裸足の伯爵夫人> エヴァガードナーの代表作であり もう一人の主人公にボギー ジョセフLマンキーウィッツ監督 アカデミー賞の脚本賞にノミネートも 撮影は<赤い靴><黒水仙>など…

埋もれがちな傑作/廿日鼠と人間

1930年代、大恐慌時代のカリフォルニア、、、いつか自分たちの農場を持つという夢をもつ季節労働者、ジョージ(バージェス・メレディス)とレニー(ロン・チェイニー・ジュニア)は、いつも行動を共にしている、、、知的で頭の回転が早いジョージは、問題を…

ボクの好きなショット/痴人の愛

映画っていうのは 大河ドラマ、歴史ものでなければ 1つの大きなストーリー(人生の断片)を軸に幾つかのエピソードで連ねる 寅さんやB級プログラムピクチャーのような 80~90分ほどの尺が理想と思える ところが この映画<痴人の愛>のサマセットモームの原…

ボクの好きなショット/ラストムービー

低予算ながら大ヒットした<イージーライダー>の次作として スタジオがデニスホッパーへ御褒美的に好き勝手に撮らせた映画だが、 編集に時間を要し過ぎて映画会社の怒りを買い さらに時間をかけて仕上がったものの それを観た会社は その訳の分からない内…

ボクの好きなショット/ノルウェイの森

ボクは いつから村上春樹を読まなくなったんだっけ、、、 すごく好きだったのに たしかこの「ノルウェイの森」が それこそ社会現象的にベストセラーになったのを機に 読まなくなったはずだ、、、 近々 この映画の関係者に会う予定なので あらためて観てみた…

ボクの好きなショット/男はつらいよ(21)寅次郎わが道をゆく

やっぱり「橋=旅」だね こんな寅さん サクラの表情 川、人と人とを隔てるもの

ボクの好きなショット/濡れた欲情_ひらけ!チューリップ

神代辰巳っていうと 長回しのイメージがあるけど それ以外にも、長玉をよく使う人だ、、、 一本の作中に長玉を度々使うのって ふつう躊躇すると思うけど そういう遠慮というのがないのが神代のセンスなんだろうね きっと批判を恐れない人なんだと思う だって…

ボクの好きなショット/犯罪河岸

H.G.クルーゾーというと ダイナミックでドラマティックな作風をイメージするが なかなかスタイリッシュな画も撮る ストーリーも面白く さまざまな勘違いが大きな疑惑を生む 構成もよくできていて 前半が犯人側(のちに無実)の3人の主人公の視点で描かれ …

ボクの好きなショット/夏至

八点鐘さんが トランアンユンなら<青いパパイヤの臭い>より<夏至>が好きだと言っていたので 確かめるため、数年ぶりに観てみた、、、 (たしか)屋外シーンもすべて自然光を使わず 全編スタジオで撮った<青いパパイヤの香り>より 若干「人工的」な色調…

ボクの好きなシーン/暴力

吉村公三郎の<暴力> 戦後 大阪、新世界、、、 いくら戦後の荒れた世でも こんな町は日本中どこにもない 最低の生活 最低の価格 1日50円あれば腹が満たされ この町では 安くて美味しいものしか売れない 高くては売れない (以上、劇中のセリフ) それでも乞…

ボクの好きなショット/キネマの天地

ボクは若い頃 東京~大船間を何百回と移動していた それは松竹大船撮影所に用があったからだ だから「大船」に関しては 東宝や東映や日活、大映の撮影所よりも ちょっとした思い入れが強いのだ、、、 当時若き日のボクは 東京にあるポスプロから大船の松竹撮…

ボクの好きなショット/男はつらいよ(12)私の寅さん

マジックアワー狙いのショットは幾らでもあるけど これは気合が入っているよ ほんとうに美しい ため息がもれるほどの奇麗なショット、、、 ほんと江ノ電ってやつは 愛おしい存在だね 狭い民家のすき間を通り過ぎていく あの小さな電車

ボクの好きなショット/モガンボ

カラオケで 「愛が始まるとき」とか「ロンリーチャップリン」とか 「男と女のラブゲーム」「居酒屋」「もしかしてPART2」「今夜は離さない」とかが かかり出すとマジ頭が痛くなるんだけどぉ とくにとくに 頭痛がキツイどころか吐き気さえもよおすのが、、、…

男はつらいよ(7)望郷篇

「マンネリ」とか「ワンパターン」とか 水戸黄門なんかで、よく言われることだけど、 あらためてエピソード1から<男はつらいよ>シリーズみていると そのマンネリズム感が凄く心地よいのだよ ワンパターンというより 優れた「フォーマット」と言えるね 最…

ボクの好きなショット/10億ドルの頭脳

英国人って、 本当「007」のようなスパイものとか好きだよね ボクは進んでは観ないけど 「007」にしても「キングスマン」にしても(その他もろもろ) 勧められると取り敢えず見るんだけど で、観ればやはり面白いけど それでも、やっぱり、自分から進んで探…

ボクのすきなショット/イブの三つの顔

ジキルとハイドみたいなのが 最初の多重人格者を世に知らせたものなんだろうけど、 実在する「多重人格障害者」として 初めて映画の題材に取り上げられ描いたのが この映画<イブの三つの顔>なんだろうね ジョアンウッドワードが 夫よりもずっと以前にオス…

ボクの好きなショット/無限ファンデーション

<さびしんぼう>とか<ベルリン天使の詩>とか そんな系統の映画 青春の多感さを描いて なかなかいい映画ではあるけど、 こういう日本映画を観るたびに思うこと、 べつに スケールとか迫力がありゃいいってもんじゃないけど、 いつもいつもこじんまりした …

ボクの好きなショット/海外特派員

次男がヒッチの<海外特派員>を観て たいへん関心していたので 『そんなに良かったっけ?』と思って再見したが、 このテのものではヒッチなら やはり<北北西に進路を取れ>の方が断然いいと思うけど ヒッチだからね、つまらない訳がない いろいろなシチュ…

ボクの好きなショット/魂のジュリエッタ

フェリーニの<魂のジュリエッタ>は 自身の傑作<81/2>のアンサームービーの趣き 「構図に凝る人」と、「構図の中に収める対象に凝る人」がいる フェリーニは明らかに後者の監督だ 逆光だとしても構わない 顔が潰れてしまっても気にしない もちろん影の部…

ボクの好きなショット/無頼の群_THE BRAVADOS

The Bravados - Trailer 西部劇ファンに人気の作品<無頼の群> 一人の男が150km離れた町を馬で訪ねてきた、翌日公開される4人の悪党の死刑執行を見届けるために、、、ところが死刑執行人が4人の脱獄の手助けをしたため、悪党4人は女の人質をとって逃走、…

ボクの好きなシーン/瞳の中の秘密_The Secret in Their Eyes

今、 過去のカンヌ映画祭パルムドール受賞作品で 見逃していた作品を片っ端から観ているんだけど わりかし最近の<瞳の中の秘密>も見逃していた、、、 The Secret In Their Eyes [2009] - The Football Stadium Scene. 本編中 驚異のロングテイクがコレ↑ サ…

ボクの好きなショット/赤ひげ

もう観るのは、三、四度目で すごく面白いわけではないのだが、 次つぎと織りなすエピソードと 胸を突く画の数々、、、黒澤の<赤ひげ> これは本当、いかにも黒澤らしい大胆な構図、カッチョイイ画だなぁ、、、 家族ゲームより先に黒澤がやってるんだね こ…

ボクの好きなショット/制服の処女

1931年のドイツ映画で 規律厳しい女学校の寄宿舎で 唯一優しい女性教師に恋心を抱く生徒と生徒たちの物語 1933年のキネマ旬報1位であり 映画史上初めてレズビアンを題材にした作品であり 映画史上初めて監督、脚本、出演者の総てが女性という 真の女性映画 …

ボクの好きなショット/TOKYO!(シェイキング東京)

オムニバス映画<TOKYO!>で ポンジュノが担当した「シェイキング東京」のワンシーンから ポンジュノ <パラサイト半地下の家族>同様 ここでもピザの箱が並んでるって場面、、、 くすんだ、重く、暗い緑も ポンジュノの好む色調だよね もう「ポンジュノグ…

ボクの好きなショット/素晴らしき戦争_OH! What A Lovely War

Title Song (Oh What a Lovely War) When They Asked Us From Oh What A Lovely War! youtu.be こんなに美しい戦争映画を、ボクは知らない、、、 冒頭 タイトルクレジットからして お洒落でフォトジェニックなグラフィック 本編に入ると 舞台劇のような しか…

ボクの好きなショット(シーン)/踊らん哉_Shall We Dance

ジンジャ&フレッド ふたりで踊るダンスナンバーが、やはりいい、、、 最近はカットを割りまくったり 奇をてらったようなことをして ダンスよりも 映像テクニックに頼るミュージカルが多い 古き良き クラシックハリウッドのミュージカルは ほぼ1シーン(ダ…

ボクの好きなショット(シーン)/北国の帝国_Emperor of the North

子供の頃以来の鑑賞 リーマーヴィン、アーネストボーグナイン&キースキャラダイン いかにもアルドリッチらしい男臭い映画 女は一人も出てこない、、、 その橋のシーンは圧巻だ こんな高い位置の橋なのに移動があったり、 とにかく全編汽車との平行移動がふ…

ボクの好きなショット/さらば夏の光

吉田喜重ってのは 画家っていうより、フォトグラファーって感じだよね ボクが映画を撮るならコンテを書く前に吉田喜重の作品をみて勉強するべきだろうね 構図、とくにアングルにこだわり 配置、配色が的確 でもね、面白くないんだよね (いいけど、面白くな…

ボクの好きなショット(シーン)/スパイクスギャング

70年代の 埋もれがちな秀作<スパイクスギャング> リチャードフライシャーの監督 リーマーヴィン主演 脇に<アメグラ>後のロンハワード&チャーリーマーティンスミス 西部劇ではあるが ジャンルとしては青春映画の方が相応しい 若者三人組の友情と成長、、…