感性の人、アニエスヴァルダがまだ「プロ」と呼ばれていない時代に、素人スタッフと撮った自主制作映画、、、しかし素人のレベルではない、完成度が高すぎる、、、構図がバチバチとキマッている、、、スゴっ
二層構造になっている本編、、、パリから戻った男と、その男を追ってパリから来た女をアントニオーニの映画のように、、、一方で漁師町の人々をネオレアリズモの力強い画風のように、、、同じ場所という共通点以外ふたつは絡まず、作風も異質なものが並んでいるので何か落ち着きのない不思議な感覚だ、、、
アニエスが感性の人なら、観る側もただ感性で観るべし、、、面白い物語ではないが、画がすごく良い、素晴らしく美しい画の数々、、
このショットが一番好きだ、目と心を奪われた、、、影と実体、動と静のコントラストが美しい、、、「動く実体」と「動かない実体」があって、「動く影」と「動かない影」が混在する画の面白さと美しさ、、、
水の輪が💛ハートの形、、、ハートフェチのアニエスらしい、、、
<揺れる大地>のような画、、、
ポランスキーもこんなことやってような記憶が、、、どっちが先かは知らない、、、