引越し時に<高校教師>のDVDを見つけたので、昔観たかもしれないけど、どうせ忘れているだろうから観てみた、、、
そもそも70年代を小学校高学年から高校時代を過ごしたボクの印象ではアランドロンは名優というよりも「スター」「大スター」といった感じ、世間的にも「色男」「世界一カッコイイ男」の代名詞として特に容姿に脚光が当たり、アランドロンという名前は出演する映画を観たことがない人たちにも有名すぎたし、子供から年寄りまで知らない人はいなかったし、会話の中でたびたびハンサムを表現するときに引用されていた、スケールは小さいが今の若い人たちに分かりやすくいえばキムタク印のような「アランドロン印」だったわけだ、、、今の時代でもスターはいるが、スターを撮るための映画はない、映画そのものよりもスターが先行して、何かの映画にスターを出すのではなく、スターを主役に何かを撮る、何かをやらせる(演じさせる)かが先にある、この映画においてもあまり意味のない、しかしながら主人公の人気スターをカッコよく撮るためだけに用意されたショットが幾つかあったりする、ファン向けのサービスカット、、、、
だからといってこの映画はファンを喜ばすためだけの代物ではない、なんか不思議な面白さがある、ドロンのやさぐれっぷりがいいし、相手女優が綺麗すぎる、、、
「おまえのほしいものをくれてやる!」(ベッドのきしむ音)
なんかいい、なんか面白い
ただの美男子ではないやさぐれドロンが、それでもやっぱりカッコいい映画、、、
綺麗すぎるぜベイビー!でも何でその後活躍しなかった?