アキちゃんの場合
万人に受ける人ではない
分かる人だけ
分かる
ハマる人は
とことんハマる
言葉では表せない
他にない
唯一無二
シュールというわけでもなく
独特のセンス
観る前から
ニヤニヤしちゃう
表情のない
笑顔のない
喜劇
ボクは
ペパーミントブルーの壁紙の部屋が
登場するだけで
クスクスしちゃう
しいて言えば
大人の童話
弱者だったり
貧しい人だったりするけれど
ケンローチのように
声高に叫んだりしない
訴えたりしない
これが
この映画のテーマだ!とは
決して語らないような
愛しい作品たち
寄り添う
人々
オムニバスとドキュメンタリーを除く
17本から
L.C.G.A
マッチ工場の少女
それらを泣く泣く外しての
ボクの好きな
3本はこれ
ちなみに
アキちゃんが選んだ
好きな映画10本
ブニュエルの黄金時代
チャップリンの黄金狂時代
ぼくの伯父さん
極北の怪異(ナヌーク)
Z
ほかに
グリード
こう見ると
アキちゃんの作風と
かぶるものがないねぇ
しいて言えば
<素晴らしき放浪者>かな
だけど
一つ
共通することがあるねぇ
それは
物語を語ったり
セリフで説明したり
セリフで感情を表さないこと
あくまでも状況を見せて
観客の心に伝える
真の映画の姿
アキちゃんが選んだ
10本中7本が
ほぼほぼ
セリフのない映画だもんね