たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

映画感想/シンウルトラマン

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新作でありながら課金なしで配信しているAmazonPrimeは太っ腹だ、、、

 

岩松了は本作と<大怪獣のあとしまつ>の両方に同じような役柄で登場している、、、そして<大怪獣のあとしまつ>には<シンウルトラマン>の脚本を知っていた節がある、知っていて言わせているようなセリフもある、、、、片方は東映/松竹だし、本作は東宝だから脚本が漏れるはずもないのだが、まさか岩松がスパイなのか、、、(W

 

それにしても<大怪獣のあとしまつ>が小劇場の演劇のような、そしてテレビの深夜のドラマのような、それでも決して世間で言われるほど悪くもないし笑えたのだが、<シンウルトラマン>は映画、監督の力量なのか画のクオリティが段違いだ、、、

 

シンゴジラの時もそうだけど、エヴァなんかもそうだけど、結局は庵野の実相寺ワナビーシンゴジラよりも色濃く表れている、きっと庵野の作品の全カットは実相寺作品の全てから見つけられるだろうと思う、それを理解して形にできるのが樋口なのだろうね、、、<シンゴジラ>の方が断然面白いけど、こっちの方が映画としては良くできていた、、、

 

円谷の予算の関係で怪獣の着ぐるみは使いまわしであったことは有名な話だ、その最たるものがジラースゴジラのお古だったことだが、本作ではパゴス、ネロンガガボラが登場して同系列の怪獣だと説明するセリフがあるのは笑えた、、、なにフォローしてんねん、、、(W

 

しいて良くなかった点をいえば、セットンの造形がテレビの子供向けヒーロー物のCGのようにアニメぽかったのがちょっとガッカリだったが、作品としてはなかなか良い出来だった、、、

 

4☺

 

実相寺の映画のまんまの全ショットの構図ながら、これだけのショットを見ればこの映画がどれほど優れているか映画を観慣れている人にはそれだけで解るはず、、、