今回、4本の再鑑賞と未見だった5本のカウリスマキ作品を鑑賞し、すべての作品を観終えた、、、アキちゃんは他に類のない独特の世界観を持っているが、しいて、しいて似ている監督を挙げるとしたらジムジャームッシュかな？とは思う、、、二人の共通点は小津に影響を受けていること以外にもあるけど、ただね、違うのは、ジャームッシュが徐々に（ファンに喜ばれている）自分のスタイルの殻を破り開放していき、とうとうゾンビ映画まで撮るようになったのとは反対に、アキちゃんは様々な映画スタイルの影響から徐々に自分の形（かた）を作っていたように思える、、、
本作では、デビュー作で「罪と罰」をやっているのと同じく「ハムレット」を現代に置き換えて描いている、、、次から次へと主要登場人物が死んでいき、とうとう最後には誰もいなくなった、、、いや～しかし、ラジオで殺すってのには笑ったなぁ、、、
アキちゃん、おーきに！
