「潰す」という言葉は
日大に限らず
アメフトに限らず、使われているはずだ
関学でもね
そして選手はそれを
どのように解釈しているのだろう、、、
昔
有名なサッカー選手が
球ではなく
意図的に相手の膝下を狙って「削り」に行くことがあると語っていた
削ると同様に
潰すも「場合によっては怪我が起きてしまう」ことを想定した
厳しい当たりを意味するのだと思うが、
今回宮川選手のタックルは
監督コーチに対して分りやすく見せたるための行為に見える
プレイとか勝負ではなく
「指示通りにやりましたよ」とアピールための行為
もしもＱＢが逆のサイドに動いていたら
宮川選手はもっと早くＱＢを捕まえることができ
もしかしたらＱＢがパスを出す前に潰すことが出来
その時は賞賛されるほどのビッグプレイになっていて
今のような問題に発展しなかったはずだ、、、
しかし
宮川選手の目的は勝つためのプレイではなく
ＱＢを１プレイ目に潰すことを目的としていたため
そしてＱＢがそっちの方向に動いたために
このようなことになった
選手も監督もコーチも
宮川君の１プレイ目にＱＢがどっちに動くかは
事前に予測は出来ない
しかし
相手がどう動こうが関係なく
宮川選手はＱＢ潰さなければならなかった
だから結果
あのようなことになった
だから
コーチの言い訳のように
「宮川選手が＜潰す＞の意味を間違って解釈した」のではない
１プレイ目は前提だし
潰すことも前提だし
相手が怪我すれば得と考えていたし、
あとはＱＢがどんな状況であろうと
やり遂げることに意味があるのだ
そして宮川君はその通りにしたのだ
だから
宮川選手が言われたという
「やらないと意味ないよ」という言葉は非常にリアルだ
よって
すべて
指導者の指示が招いた結果だったといえるのだ、、、
