たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

映画感想/大砂塵

昔昔、テレビで観ていたはずの
ニコラスレイの名作<大砂塵>をあらためて観てみた
ジョニーギター♪

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「これを観て面白いと思えない人には、もう何の映画も勧められない」と
言わしめた傑作

小林旭の<ギターを持った渡り鳥>の原点であり
その後<人造人間キカイダー>に連なる?

物語は
まだ鉄道も通っていない鉱山の町に流れ者のジョニー・ギターが現われ、昔の恋人だった酒場の主人ヴィエンナの元に身を寄せる。ヴィエンナはこの町に鉄道を通そうとする野心や無法者のダンシング・キッド一味との関係が町の人々から嫌われ、ダンシング・キッドに恋心を寄せていたエマは町長たちをたきつけてヴィエンナを追放しようと画策、一触即発の状態にあった。ダンシング・キッド一味が銀行強盗を働いてその場にヴィエンナとジョニー・ギターが居合わせたことから、町の人々は暴徒と化してヴィエンナの酒場を破壊する。(Wikiより)

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まず何といっても配役がいいよね
当時活躍の機会が減っていた
「過去の名女優」になりつつあったジョーンクロフォードをもってくる

ふたりの男に愛されたがゆえに嫉妬を買う女
それにしては『風貌的にそんな役柄どうなの?』と
疑問に思う観客がいてもおかしくないが、
若くて可愛らしいアイドルやスターではダメなんだよね

西部開拓時代
男性と女性の比率は10:1くらいだったそうだ
それゆえ女性はチヤホヤされ
男同士、女の奪い合いが激しかった

しかしこの映画では
男と男の敵対の一方で
西部の中の女と女の戦いを描く

ラストは
映画史上非常に有名な女同士の決闘シーンだが
そこに至る女同士の対立が
この映画の中心にある
女の映画

とくに
エマにみる「女の本性」

女のハートは
一度火が付くと消すことは出来ないね

ペギーリーの主題歌<ジョニギター♪が耳に優しい

4☺

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