たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

埋もれがちな傑作/大自然の凱旋_Come And Get It

 

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あらすじ

19世紀後半から20世紀初頭のウィスコンシン。木材伐採と製紙工場で財をなすバーニーは、昔愛した女の遺児ロッタを年甲斐も無く愛し始める。だが、ロッタの心はバーニーの息子リチャードに向かい、、、(映画.com改編)

 

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うちの妻はボクに悟らせようと

事あるごとにこう言う

「10歳以上、年が離れたら、女は男を愛することはない!

絶対にない!絶対に!絶対に!」と、

 

妻は

10歳以上離れた年の差カップルの女には

愛情以外の打算が必ずあると断言するのだ 

「誰が好き好んで年寄り(10歳以上目上をそう言う)と一緒になるのよ!

女だって若い男がいいに決まってるじゃーん!」と、

 

ところが

男は馬鹿だから若い女を信じて追うのだと、、、

  

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4度のアカデミー賞を受賞しているウォルターブレナンの

最初の助演男優賞に輝いた作品ということ以外

あまり語られることのない映画<大自然の凱歌>は

やはり日本では残念ながら埋もれがちだ、、、

 

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そもそも邦題が良くない「大自然の凱歌」

たしかに前半20分ほどは大自然雄大な描写はあるものの

それ以降は樹一本としてスクリーンには映し出されない

 

内容を知らなかった鑑賞前は

大自然の中で働く人々のドキュメンタリー風な

動物と人間の物語と勝手に想像していたが、

 

原題は「Come And Get It」

邦題では本作をまったく言い表せていないのだ、、、、

 

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ホークス監督が途中降板させられ

ワイラーに引き継がれたが

「ワイラーなんか最後の20分だけだろ、あれはオレの映画なんだ!」と言って、ホークス自身この作品には執着があるようだ、、、

 

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 「オーラリー」♪、、、エルビスの「Love me Tender」♪の原曲なんだね、知らなかった、、、酒場で唄うフランシスファーマーが美しい、、、

 

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このアングルからのショットはホークスよりもワイラーっぽい、、、

 

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 ホークスっていうと、かならずのように「酒場」「ピアノ」「唄」「喧嘩」なんてエピソードが登場するね、、、とくに「友情」を示す局面として、、、<コンドル><脱出><リオブラボー><ハタリ!><果てしなき蒼空>でんでんでん、、、

 

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脇で光るウォルターブレナンと主役はいつも存在感のあるエドワードアーノルド

 

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ファーストシーンにつながるラストカット、、、