たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

この世界の片隅に

映画<この世界の片隅に>で、
終戦を迎えたシーンの最後に
街のロングのカットが挿入されているが
そのカットの中で一軒の住宅の上に韓国の旗が1本揺れていた

在日の人にとっては終戦は祝日、めでたいことだった

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それを見てふと思ったのは
韓国で行われた「ジブリ総選挙」での結果だ

風立ちぬ」と共に
不人気下位に低迷したのが世界が認める名作「火垂るの墓
しかし、韓国人には名作どころか見るに値しない作品なのかもしれない

 それを見て『日韓の和解は永遠にないなぁ』と感じた

そして
この世界の片隅に>も恐らく同じように韓国人の心には響かないだろう
響くとしたら、この国旗のカットだけ

戦争の悲惨さや可哀想という気持ちを日本人に対してはもてないのだ
空襲も原爆といった大殺戮も受けていない韓国が
それらの悲劇を見ても
何の感情もなく「天罰」だからとして無感情で映画を観るようだ

しかし彼らを「心の無い連中」で済ませてはいけない
いくらボクらが広島や長崎に落された原爆にまつわる映画を観ても
米国を恨んだりしないように
韓国人も同じようになってくれよと言いたくても、それを望んではいけない

戦争の頃、祖父は軍需工場で働いていたそうだがボクはまだ生まれていない
ボクの父はまだ10才前後の子供だった、もちろん戦争に行ってない
その戦争に行ってない子供の子供がボクであり当然まったく戦争を知らない
そのまったく戦争を知らない世代が
韓国の戦争を知らない世代から未だに謝罪を求められ
それをボクたちの世代で終わらせるために
せっかく安倍さんが韓国と交渉し合意したのに
またしても約束は守られなかった

きっと戦争を知らない子供の子供のさらに子供の世代になっても
日韓の関係は変わらない

残念だが、そう感じる
あるとき、ある人たちにとっては、映画は無力だ、、、