たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

ヴァッペ in リリーのすべて

ヴァッペ in リリーのすべて 

犬は
飼い主が
男であろうが
女になろうと
一人の人間として
変わりなく寄り添う

この映画は
妻が
変わりゆく夫を
どんな精神状態で受け入れ
寄り添うかを描いた

犬でも人でも
愛があれば
そばにいたい

そういうことも計算し
犬をフレームに入れ
そして動かす
やはり優れた監督だ

イメージ 1

丁寧に作られた
美しい映画
CGも多用していると考えられるが
それであっても
絵画のように美しい

本来
マットペインティングやCGは
このように
さりげなく使用されなければならない
これ見よがしに使うのは「愚」だ

当時の東京タワーを再現したことを
ウリにする映画であってはいけない
(<Always三丁目の夕日>は嫌いじゃありません ^^;)


部屋の壁が良い
シチュエーションにより
色合いで暗示している

そして最期は
まったく色のない手術室
白を超えて
光のようだ
ボクには「天国の入り口」に見えた