お気に入りのブロガーであるジーナさんの好きな007作品とのことで観てみた、、、
ボクには、沢田って小学校、中学校時代の友人がいて、そいつがこの映画のジョーズって悪役に似ているのだ、実際の「ジョーズ」役のリチャードキールは2m18cmらしいけど、沢田も190cm近くあり、しかも骨格もキールに似てガッシリしているし、そのうえ沢田は鉄製の交通標識の支柱を酔っぱらった勢いで折り曲げたこともある馬鹿力で、まさにこの映画のジョーズそのものだし、なにしろ顔がソックリなのだ、、、
この頃(70年代)の007シリーズは時代に思い切り乗っかってたんだね、<JAWS>が世界的に大ヒットすれば、劇中に鮫を登場させるだけでなく、「ジョーズ」と名乗る悪役を登場させ、鮫と戦わせてその強さを強調する、、、砂漠のシーンではアラビアのロレンス>のテーマ曲を流すベタな音楽使用、、、特撮もいかにも特撮特撮していて(今の感覚では)思い切りカワイイ、まだマットペインティングさえもないから、オプチカル合成に頼っているんだけど、未来的なとても素晴らしいデザインの数々がどこかアナログ的でそれもまた魅力的だ、、、
何といっても、ボクの大好きなカーリーサイモンの「Nobody Does It Better♪」が主題歌に使われているし、ラストの能天気なハッピーエンドも微笑ましく、各種セットや大道具/小道具のデザインがとても良く、エジプトでの撮影がとても美しい、とても愛すべき作品だ、、、
ただね、原潜がトラブルを起こして海中で放射能が巻き散らかされたら、悪者たちも魚介類を食べられなくなるけど、それでもいいのかなぁ?牡蠣も鮪もサーモンも、、、なんて想像した一本でした、、、