たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

映画感想/二十四の瞳その4

二十四の瞳に関しては
本編を観ながら
すべてのカットを語りたいほどだ
いくらでも語れる

-3-

『上手い見せ方だなぁ』と唸らせるシーンがある
これも非常に良く出来た「映画的」なシーンだ
久しぶりにささやかな同窓会が開かれるシーン

座敷に上がる前に
元生徒たちが先生に見せたいプレゼントがあると伝える

『はたしてプレゼントとは何だろう?』

観客も興味をもって
そのプレゼントの正体の登場を待つ
しかし観客にはすぐには見せてくれない
 
障子が開く先生が座敷に上がる先生の顔のUP先生の表情が変わる(しかし意地悪な監督はまだ観客には見せない)(観客は先生が何を見て表情が変わったのかまだ分らない)先生を囲む元生徒たちのセミロングのショット先生のUPそして涙先生が見ていたものフルショット

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プレゼントは
日本間の座敷には似つかわしく
しかし先生を象徴するものだ

これが洋間ではいけないのだ
日本間だから上手いのだ

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