「偏愛的な映画」の話しの続きになるが
逆に良い映画だと思っても
好きになれない映画もある
相性が良くない
生理的に受け付けない
そんな映画
台湾の巨匠ツァイミンリャンの復帰作として話題になり
どこかの大きな映画祭で「LGBT」に関する賞を受賞した
ふむ、イヤな予感、、、
でも、とりあえずツァイミンリャンだから観るね、、、
物語もあるような、ないような
一人の首の痛い男が
街に出て色々と治療を試みるが効果なく
そんなときに出逢った若者を
自分の宿泊しているホテルに招きマッサージを頼む
が、次第に、
あんなことこんなことに発展していく光景を延々と見せられる、、、
ほぼ全シーン1カット
ほぼセリフなし
極端に少ないので字幕もなし
でも、それでもまったく問題なし
演者の動きも少なく
キャメラの動きもまったくなく
FIXで目の前の光景を映し続ける、、、
たとえば
延々とミドルショットで
男の寝姿(女ならまだしも)を見せられること4分
その間、男に動きはない
つづいて
寄りで寝顔を延々と5分
とくに変化のない表情を延々と見せられる
(ガッキーなら見てられるが)
これがね、
タルベーラなら
何かが見いだせるわけだが
どんな理屈も付けられない
実際は15分の短編でも良い内容に
120分超えの尺を充てる始末
完全に主人公に付き添って過ごす2時間、、、
ま、それが監督の狙いで生姜
付きあわされた観客は迷惑、、、
3☺