埋もれがちな傑作であり
酒の肴なMOVIEの<がんばれ!ベアーズ>
これは傑作!
脚本が素晴らしく良い!
というか、映画の教科書のようだ
子供たちが下品な言葉遣いということで
その当時の賞レースには登場しなかったが
非常によくできた映画だ
いかにも70年代の米国の空気がスクリーンいっぱいに溢れていて
アメリカ人でない自分でも懐かしい雰囲気だ
印象的なエピーソドが連なるが、
昔自分が野球を仕込んだテイタムを
チームに入れようと誘いに来るウォルターマッソーとのやりとりは
非常に微笑ましく楽しい
このシーンだけでビール1缶はあけられる
それぞれのシーンにあわせて編曲されたカルメン♪が
これまた非常に効果的に使われている
うまいね~
子供たちの野球チームを含めた日常のスケッチ
マッソーとテイタムの関係
野球による子供たちの成長
同じように大人のマッソーの成長
最後の試合の緊迫感
ほんとうに上手く書かれた脚本だ
だらだら感とドキドキ感とホノボノ感とシンミリ感
サイコーの映画なのに埋もれがちな傑作を
ボイルメーカーをぐびぐびやりながら観よー!
【ボイルメーカー】とは
劇中バターメーカーが
ビールにバーボンを足して呑んでいた飲み方のこと
70年代は楽しかったなぁ
70年代は良かったなぁ