たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

映画感想/こんにちは、母さん

 

 

共産党員としては当初「小津はブルジョアっぽい」と毛嫌いしていた山田だが、同じように小津を好きでないだろうと思っていた黒澤明が小津を好きだと知って小津に対する見方を変えた山田、今ではすっかり小津の影響も受けている、というか日本家屋内はこうして撮るのだと改めて示している、、、<男はつらいよ>で長年撮りなれているせいかやはり室内の撮り方は巧い、、、

 

リストラとかホームレスとか、前々から言っているけど、映画って言うのは反保守の人間が撮った方が面白い(ボクは保守/反自民、というか反支配政党)、、、ただね、ホームレスの件に関しては、ボクはホームレスに冷たい、以前ボクの尊敬するホームレスの支援活動をしている先輩に「活動に参加しないか」と声をかけられたことがあるのだが、ホームレスに関してはちょっと思いが異なっていたので断った、、、現代ではまた違った意味でその立場に身を置いているホームレスも多いだろうが、昭和の時代は地方から出稼ぎで東京に出てきて、大変な思いもしたのだろうがアル中などによって身を落としていった乞食が多かった、それを可哀そうと思わなかったのは何故かというと、田舎に残された奥さんや子供たちの方がよっぽど可哀想ということ、奥さんは東京に出たきり仕送りもせず二度と帰ってこない夫のせいで、子供を抱えきっと大変な苦労をしたことだろう、そんなことに思いを馳せるととてもホームレスの彼らに同情する気にはなれないのだ、むしろ軽蔑さえする、、、しかも、一般の人たちは郊外に家を建て長時間通勤し必死にローン返済をしているのに、この人たちは都心の一等地の一角を無断占拠しているのだ、そのうえ行政から都心ではないが部屋を与えられても拒否をする、そして社会のせいにする、わがままにも程がある!とボクは思っているから彼らに同情も支援もしない、、、

 

家で食べる贅沢なものといえば、映画の中では決まってすきやき、、、

 

関西の血で東京の下町を描き続ける山田洋次、、、

 

ラストの母子の会話がいい、室内のライティングが巧い、、、

 

FIXで据えていた居間から演者が外れてもキャメラは動かず、フレームの外からフレームから去った演者のセリフが聞こえてくる、こういうのいい、、、

 

3.5点 酸辣湯麺、煎餅、おにぎり、すきやき、リストラ、ホームレス、ミシン、花火、、、

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