恥ずかしくなるくらい
まだまだ見逃している映画はいっぱいある
2019年に観た旧作映画の邦画の中から
1監督3本までの縛りにして、お気に入りを並べてみた、、、
1 鶴八鶴次郎(成瀬巳喜男)
これは成瀬作品でも必ず上位にくるはずの傑作、、、成瀬も30本ほど観ているがまだまだ見逃している、全作品鑑賞を目指す!
2 女の座(成瀬巳喜男)
これは、メロドラマとは違う成瀬の、とんでもなく面白い超絶ホームドラマ、、、
3 偽れる盛装(吉村公三郎)
京マチ子の京マチ子たる所以を知る一本、ぜったいに観るべき日本映画の傑作、、、
4 暖流(吉村公三郎)
すれ違う男女の恋と運命、人はタイミングを逃すとその先の人生が変わる、、、
いかにも独特な川島のワールドに冒頭からしびれる、、、
6 風船(川島雄三)
面白くて、ずっと川島の世界に身をうずめていたい、、、
デコちゃんはじめ、演者が活き活きとしている、、、
8 君と別れて(成瀬巳喜男)
成瀬は今のところ30本ほど鑑賞しているがまだまだ見逃しているね、この初期のサイレントもたいへん胸を締め付けられ、、、泣く
9 お茶漬けの味(小津安二郎)
いまだに世界中で小津風な作品が作られ続けることの凄さ、、、
10 霧の旗(山田洋次)
原作の面白さにもよるだろうが、評判だった山口百恵版を遥かに凌ぐ倍賞千恵子版、、、
11 甘い汗(豊田四郎)
京マチ子は人間の女の真の姿をさらけ出せる数少ない女優だ、、、
12 名もなく貧しく美しく(松山善三)
薄汚れたボクの心も、これを観ればほんの少しは洗われたはず、、、
13 私が棄てた女(浦山桐郎)
長年待ち続けたこの作品に逢えただけでも幸福、、、
14 暖流(増村保造)
増村が撮れば暖流はこうなる、、、
語りの巧さと画の巧さを兼ね備えた天才監督、、、
16 太陽の墓場(大島渚)
京アニのことは良く知らなかったが、この作品によってどれだけ多くの人に愛されてきたかを知った、、、
18 ぼくは明日、昨日のきみとデートする(三木孝浩)
二度観て、二度とも泣いた、、、
今村初期の埋もれていた作品がやっとソフト化された、川島雄三の血を感じる重喜劇、、、
20 人魚伝説(池田敏春)
夫を殺され殺人の濡れ衣を着せられた女が権力に立ち向かい復讐するラストのパワーに誰もが必ず圧倒されるはず、、、
それにして、圧倒的に白黒映画が多いね
やはり昔の日本映画は面白すぎる、、、