次男が
図書館で借りてきた小津安二郎についての一冊
卒論で
小津について書くのだそうだ
本当は成瀬について書きたかったのだが
すべての作品を観ることのできるわけでない成瀬より
ほぼほぼ全作品何らかの形で観ることのできる小津にしたそうだ、、、
そこで
色々と小津に関する書籍を当たっていたのだが
「この本知ってる?」と差し出したのが
長年
小津の助監督を務め
一緒にいたからこそ知る
数々のエピソードと撮影資料
そして関係者たちの寄稿
豊富な珍しい写真の数々
「なんだ、そんな良い本なら買ってやったのに」とボク
著者の井上和男氏は
この本の発行のためだけに出版社を立ち上げ
たった1000部だけ世に放った
当時でも6000円した高価な本は
現在ではネットで9万円で取引されていたりする
ボク「前言撤回!9万円の本なんて無理無理」
仕方ないので
時間かけてコピーをとった、、、
まさに幻の書籍、、、