たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

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映画感想/よだかの片想い

映画『よだかの片想い』|「(not) HEROINE movies」オフィシャルサイト

 

城定秀夫の脚本とのことで観てみることにした、監督は安川有果、、、顔面の左半分を広い範囲で青いシミで覆われている女性の恋物語、、、ボクの近くにも顔にシミがある人物がいる、しかし意識しない限り眼にに入ることはないし、意識しようとすること自体もない、、、この映画の主人公は見て見ぬフリして気遣われるよりも、しっかり見て受け入れてくれる人を信用する、そういう人は次第にシミを意識して見ることもなくなる、それが信頼の証し、、、小学校の頃クラスの男子に顔のシミを「琵琶湖」と言われた、しかしそのことよりも、それを聞いた先生が「なんてひどいことを言うのだ」と言ってその男子を責めたことに幼い彼女は嫌悪感を抱いた、、、そういったコンプレックスや女性の美に対する向き合い方と主人公の恋愛を絡めて進んでいく進行が心地良かった、、、最後の踊りのシーンは<バーニング劇場版>を意識しているのか、それにしても到底及ばないのは残念だったが、ま、ラストで「解放」というシーンでは必要だったとは理解する、、、

 

普段は人の左横に並ぶ癖がついているが、信頼できる人とは右側にいたいというセリフが心に響く、、、なかなか良い映画でした、、、

 

3.5

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