結局
戦争あっての自分の地位
それを自覚していた人たちによって
戦争は続けられた
それでも
己の保身のために戦争を止めなかった連中
毎晩
旨い酒を飲みステーキに食らいついていた連中
こいつらのせいで
尊い命を落とした罪なき人々
広島長崎の原爆
沖縄の人々
東京、名古屋、大阪、神戸への各都市の空襲
民間人の死者は100万人とも言われている
しかも
いまだに戦争を起こし続ける連中が
世界中にいる
愚かなリーダーたち
時に映画は
社会に大きな影響力を持ち
時に
法律や政治を変えることさえある
しかし
いくら映画が訴えても
なかなか変えられないものがある
映画のパワーを用いても
なかなか無くならない物がある
それは戦争だ
戦争映画の
そのほとんどが反戦映画で
いつまでも作られ続けている
が
これだけ多くの反戦映画が作られても
一向に
戦争はなくならない
どこかの国の指導者が
何かの反戦映画に涙して
戦争を回避したというような話も
聞いたことがない
聞いたことがない
ときに
『世界の指導者は映画を観ないのか?』と思う
観たとしても
観たとしても
『感情が揺り動かされないのか?』と疑う
『なぜ戦争を無くそうと行動をとらないのか?』とも
それとも
それとも
映画は無力なのか?
戦争映画と言っても
反戦映画ばかりではない
戦意高揚映画というものもある
これは有効に作用するようだ
不思議だ
不思議だ
恐ろしい
人間の良心を疑いたくなる
人は
高揚はするが
歯止めはきかないようだ
それでも
P.S.
もしも当時の日本のリーダーたちが
戦争を早めに終わらせる決断をしていたら
北方領土の問題も
朝鮮戦争もなかったかもしれない
ま
一方で
リーダーの残党どもが力も保持し
幅を利かせるだろうから
ふたたび別の戦争に向かわせたかもしれない
いずれにしても
愚かなリーダーが国を支配すると
国はロクなことにならない