たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

映画一言二言/スピルバーグ!

 

<ブリッジオブスパイ>までのスピルバーグの映画人生の歩みをみせるドキュメンタリー、、、<フェイブルマンズ>を観た人も観ていない人も必見、、、スピの映画には自身の人生そのものが反映されている、、、「子供たち」「家族の崩壊」もちろん<未知との遭遇><E.T.>でもそうだが、そして<インディージョーンズ_最後の聖戦>では父との和解、、、

 

<激突!>のラストを撮り直して「トラックを爆破させろ!」と会社は単純馬鹿な命令をしたらしいが、スピはそんなことはしない、崖から落ちたトラックの回っていたタイヤが止る、オイルが垂れる、まるで退治した生き物が息を引き取るように、、、さすがはスピルバーグ、才能やセンスとはこういうこと、爆破させれば喜ぶアホとちゃう、、、、

 

スコセッシは時々無音でスピルバーグ作品を観るそうだ、音や台詞がなくても伝わるようにスピ作品は作られている、これぞ映画の真髄、モーションピクチャーが何ぞやということをよく知っている、、、

 

観客は娯楽映画エンタテインメントとしてスピ作品を観ているが、監督本人はそうではない、芸術的なショットを狙っている、映画芸術、<アラビアのローレンス>の影響、、、

 

コッポラ、ルーカス、デパルマ、スコセッシ、そしてスピ、、、70年代に奇跡的な才能の出会いが生まれた、彼らは切磋琢磨してハリウッドを復活させた、、、ところでデパルマの<スカーフェイス>の有名なラストの階段での銃撃シーンは、たまたま見学に来たスピが撮ったそうだ、、、

 

未知との遭遇>でモーションコントロールカメラを、<ジュラシックパーク>でコンピューターグラフィックスを、映画技術の進歩の原動力もスピは担った、、、

 

スピはキャメラを動かすことを躊躇しない、『じっとしていろよ』と思うこともあるがスピには通じない、、、

 

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