たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

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映画感想/シン仮面ライダー

 

シン仮面ライダー|最新情報やキャストは?監督は庵野秀明! | アニメ・漫画 研究室🔬

 

 

酷評されるほど悪くなかった、これはこれでむしろ良かった、、、

 

「ストーリー」子供の頃、番組が始まってから徐々に人気が出てきた仮面ライダーだったが、10話あたりで突然1号は姿を消し、仮面ライダー2号が登場する、、、このあたりの真相は今のようにネットニュースもない時代なので、その頃の庵野少年も含めて子供たちは知る由もなかった、、、実際は藤岡弘が撮影中のスタントで大怪我をして急遽2号が創作された訳だが、この2号、1号と違い「へんし~ん」という決めポーズが流行り社会現象にまでなった、、、のちのち1号は新1号として2号と共演(共闘)することになるが、、、そのあたり庵野少年が抱えていたモヤモヤしたものを自分なりに埋めていったのが今回の<シン仮面ライダー>だと思う、、、

 

エヴァ何を撮ってもエヴァ、どんな題材を与えてもエヴァになってしまうのが庵野今回もあくまでも自分の世界観で「ついてこれる観客」だけに向けて撮っている、、、「オレのライダーはこんなだから」それ以外の理由は庵野にない、、、だから「シン」シリーズは「庵野底好きな物シリーズ」でしかない、、、そして、いつものように線路も出てくる、庵野の脳みそにへばりついているのは実相寺であり寺山、、、そして浜辺美波はまさしく実写版エヴァンゲリオンのようだ、、、

 

「特撮」特撮がショボイとかガッカリしたとか言われているけど、そんなこと庵野だって目が肥えた映画監督なんだから分かっている、分かっているけどそれをテイストだと思って敢えてやっているんだよ、マスクで声がこもっているのもリアルな感じを出したかっただろうし、すべて承知の上に映画は成立する、、、ただ、それを見た観客がどう感じるかは観客次第、、、庵野クラスになると口を挟む人もいないから、結果そういうものが出来上がる、、、

 

「アクション」アクションはそれなりに良かった、ライダーキックがライダー史上もっとも美しくカッコ良かった(ボクの知る限りのライダー史上)、、、ただね、現場ではかなりモメたらしいね、監督と殺陣師たち、、、監督が無理難題言ってなかなかOK出さず、「監督のリクエストにはこれ以上お応えできません」と、「台本置いて帰ります(もう戻ってこないの意味)」と、アクション担当のスタッフ&キャストが現場を去ろうとして、庵野が慌てて泣いて謝ったんだそうだ、なんて、そんなウソか誠か分からん噂も耳にする、、、

 

決闘シーンでの懐かしい音楽の被せ方サイクロン号とか変身の際の効果音、もう胸が踊るねえええ、あの当時仮面ライダーのソフト人形で砂場で遊んでいた頃の子供の頃に戻ったよ、、、、

 

死神博士がいないのは残念だった、、、なぜかロボット刑事らしきキャラがいる、、、長澤まさみが怪人やってる、、、他にも有名どころが多数出演、、、で、なんで怪人たちをオーグと呼ぶのだろう、ここは昔風に「----男」「----女」にすれば良かったのに、、、

 

ま、劇場を後にしてから帰宅するまで、帰宅してから風呂に入って酒くらって眠りに就くまで、ずっと仮面ライダーの唄を口ずさんでいたボクだった、、、せまる~ショッカ~♪

 

3.5点(仮面ライダーというよりも庵野が好きな人は観るべき一本)

 

P.S. もしもボクが監督ならば、テレビ版の「仮面ライダー」のオープニングのようなショッカーによって本郷猛が改造人間にさせられたと語るナレーション付き(あのナレーションがいいのよ)主題歌を映画のオープニングでも再現したいなぁ、、、そして、おやじさんや仲間も登場させたいけど、そうなると単なる東映マンガ祭の「劇場版仮面ライダー」になってしまうからね、やはりこれはあくまでもエヴァンゲリオン風味の庵野版の<シン仮面ライダー>だから、、、それとエヴァらしく「優しさ」とか「愛でなく信頼」なんて綺麗ごとではなく、ズブズブの愛憎劇にボクが監督ならしたいなぁ、、、劇中、女の兄貴がライダーに向かって「妹とやったのか?」と訊ねるシーンは良かったなぁ(W)

 

シン・仮面ライダーの作品情報・あらすじ・キャスト - ぴあ映画

 

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仮面ライダー仮面ライダー、ライダー、ライダ~~~♪