阪本順治監督、脚本丸山昇一、そして癖の強い連中、本当は原田芳雄がいるはず、、、
丸山といえば、ガキの頃の憧れ、、、面倒臭いほどいちいち面白いことしようとして、他と違うことしようとして、ひねって、洒落て、、、映画志すガキは『そ、そ、そういうのオレも書きたかったんだ』って、憧れた、、、
丸山昇一は10年ぶりの仕事だそうだ、80年代の人、、、あの頃は目茶苦茶新しい感じがした、突飛で予定調和を嫌い、観客の裏をかくことばかりを考えている人、、、でも、そんなでも、時代って残酷、今では古臭い、でも懐かしい、、、「枯れずに」っていえば聞こえはいいけど、「相変わらず」というか「枯れなくちゃダメでしょう」といいたいけど、枯れることを拒否している、、、変わらないことの素敵さを叫びたいのかもしれない、、、
でもね、クライマックスの主人公がチャイニーズマフィアを相手に銃を構えて対峙する緊迫のシーンには説得力がなかった、、、「撃つでしょ、ふつうは」「撃たれるでしょ、ふつうは」と思ったが、やっぱり当り前なことが嫌いなんだ、やっぱりこの人は、、、そのポリシーが邪魔して説得力を失った、、、
カッコいい画も撮ろうとしているけど、ときどきフィルターワークに頼った、、、、フィルターワークって好きでない、しっかり照明で作り込んで欲しいと思ったシーン数か所あった、、、
3☺
こういう、両端に演者を配置して中央を素にする感じっていいよね
やってそうで、なかなかやる人はいない
カッコいい年増が二人、やっぱ絵になるね、、、
笑っちゃうようなことも照れずにやるのも相変わらず、丸山流