ボクは土下座を絶対にしない
あれは生涯一度あるかどうかの絶体絶命の時でさえ躊躇するべき
人間の尊厳を捨てての最後の手段だからだ
ところがテレビのお笑いの影響か
土下座が非常に軽いものになってきた風潮がある
その意味さえ分からず躊躇せずに土下座する傾向が若者にある、、、
ボクは生涯3度ほど土下座されたことがある
相手はすべて若者だ
ギリギリまでツッパて、イキがっていたが
とうとう追いつめられると手のひらを返したように
簡単に膝を地面に着いた
それを見てボクは何も感じない
要領いいな、調子いいな、ズルっこいな、と、思うだけで
重い謝罪とは感じないからだ
ただ要領よく立ち振舞って
自分に不利なその状況から逃れたいだけなのだ、、、
伊藤健太郎とかいうひき逃げ俳優の顔を見て
あの深々と頭を垂れる謝罪の姿をみて
『こいつもだな』と思った
説得されなければ戻ろうともせず
逃げ切ろうとした意志があったのだ
それでも
説得されて、損得考えて、打算で現場に戻り
誠実さを演じ、要領よく立ち回るために頭を下げてるだけで
性根は変わらないのだと思うと、
世の中を舐めているガキ!
自分が土下座されたときと同様に
腹立たしく、気分が悪くなるのだ、、、
女の涙と男の土下座には
くれぐれも惑わされないように、、、