たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

映画感想/時代革命

 

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(渋谷ユーロスペース、、、いつも思うんだけどユーロスペースの座席は腰が痛くなる、見てくれはいいんだけど、座席の硬さと傾きが腰に負担を強いる設計になっている、これは直してほしい)

2019年の夏、ムシムシしてあの茹だるような暑さの中、ボクは香港にいた、、、いつもと違いピリピリとした物々しい街の雰囲気の中、それでも中環(香港島の中心部、東京でいえば丸の内や銀座のような街)のあたりは安全だと思っていたが、熱いうねりはすぐそこまできていた、、、武装した警察の部隊がメインストリートを封鎖し、若者たちがそれに向かって罵声を浴びせていた、ボクが周囲にカメラを向けていると、一人の若者がボクに怒鳴った、きっと「俺にカメラを向けるな」とでも言っているのだろう、「オメエじゃねえよ」と言った日本語が理解できたのか、ヤツはさらに怒っている、ぶん殴れば一発で倒せそうな見た目は弱そうな青年だったが、その熱く燃えるような気合は殴ってもきっと鎮まりそうにはないと感じるほど若者たちが熱く燃えていた夏だった、、、

 

 

自分たちの行為を「治安維持」のためと中国共産党政府は云うけど、それもこれも世界に約束した「一国二制度」を破った政府のせい、若者たちが声を上げているのは「一国二制度に反する条例の撤回」と「普通の選挙の実施(共産党が選んだ候補者から選ぶ選挙なんか茶番劇だろ!)」まったく当たり前のことを望んでいるだけなのに、、、「一国二制度」は維持していると云う、「普通の選挙」も行えない自由のない現実があっても、中国政府はまるで幼児や犬が現実逃避のために目を閉じているようなもの、しかし世界は中国政府のやっている事をしっかりと目に焼き付けている、中国の味方をするのは金を与えた国、恐怖で抑えつけた人民だけだ、、、それでも厚顔で胸を張り図々しくも自己を正当化する、、、

 

 

告訴された警官の必要以上の暴力、殺人、強姦については全員無罪、それに対してデモ参加者のうち1万人が実刑、、、香港住人700万人の内200万人がデモに参加してもそれはデモではなく反逆だと断じる、3割の人々の民意は無視されるのだ、不正義!

 

「反逆」という言葉を使うことじたい独裁国家を意味している、支配している者に対して反抗してはいけないの意味だから、それを法律で定めるのだから、自らを独裁者(独裁政権)と言っているようなもの、、、

 

2時間40分ほどのドキュメンタリー映画香港人200万人が参加したデモのドローンでの空撮には驚くばかり、、、警察の蛮行、マフィアと警察の結託、不審死扱いにならない謎の死、二つの大学での攻防、包囲された学生たちの脱出劇、、、中国共産党への怒り、ジャッキーチャンにより好印象だった香港警察の悪行、、、香港の人々が可哀想、自由のない社会は可哀想、、、それでも、支配者は権力を決して手放しはしない、、、

 

おそらく素材が多かったためだろう、編集が潔よくない、使わないことに躊躇してしまって結局使ってしまい、その尺が2時間40分になってしまったのかも知れない、、、インタビューのシーンも必要最小限に出来たはずで、構成と編集にはまだまだ工夫の余地があった気がするが、それでも全世界の人々に観て欲しい一本だ、、、

 

3.5☺

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若者たちを守ろうとする老人たちも容赦ない暴力により血まみれに、、、

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