今年の前半は
たいへん忙しく
劇場では20本弱しか観ていない
そんな中から
見逃していた
<女王陛下のお気に入り>をDVDで鑑賞した、、、
思っていたより
ずいぶん面白かった
脚本がたいへん良いのだね
女王陛下を巡って二人の女がその愛を奪い合うストーリー
相手の心に入る言葉をどれだけ放てるか
女同士の戦い、、、女同士の権力闘争、、、
ボクは相手と心を交わしたい時
多少キツイ言葉になっても
本音で向かい合おうとする
ときに誤解を生むこともあるが
それが自分スタイル
分かる人には分かってもらえ
その時の心のつながりは強くなる
一方
耳障りの良い言葉を並べるのも
それはそれでテクニックだ
第三者には
歯の浮くような言葉でも
相手がまんざらでなければ
苦々しいが
それも一つのスタイルなのだろう、、、
脚本は大変面白く
ボクは<グリーンブック>より
よほどコッチの方が良いと思うのだが、
気になることもあるね
それは撮影
ワイドレンズの多用
ほとんどといってよいほど
画角の広いレンズを使用している
フィッシュアイ(魚眼レンズ)まで持ち出し
しかも何度も何度もひつこく使用している
まるで
正面が奥に、サイドが近くに感じる
あのドライブレコーダーの映像のようで
あまり感心しないが
それが
室内、屋外、どこでも
しかも
ワイドでありながら
パンしたり、移動したり、屋外でのロングでも使う
これほどワイドを多用した劇映画を
ボクは観たことないね
記憶にない
キャメラマンの狙いは
映画として意味をなしていないとボクは思うし
あまり関心はしないコンセプトだけど、
撮影当初から
「他にやってないことをやろう」「奇抜なことをしてやろう」って
そういう奇をてらったあざとさ
これを認めちゃっていいのだろうか
ボクは評価は出来ないけど
面白がる人達はいるんだろうね、、、
3.5☺
他のほとんどのカットもワイドレンズなんだけど
更に度々魚眼レンズをも使用
しかも屋外で!しかもパンしてる!
こういうのどうなの?
この映画が
お気に召さない人には
エマストーンのオッパイ目当てで観るしかないね
アホ
ちょっとした見せ場
森の中での戯れ
この映画の中で一番笑った
ここもいいね
深い画
こういうときはワイドだよね
セオリーだね
美しい逆光
アホ
あっ