たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

映画感想/僕は明日昨日の君とデートする

「どこから来はったんですか?」と訊ねられ
「東京からです」と答えると、
「地方からいらっしゃったんですね」と言われてしまう土地、京都、、、

そうなのだ
京都は偉いのだ、日本の中心なのだ
東京も大阪も、京都からしたら、、、ただの田舎者

それでも魅かれてやまない
大好きな京都

その京都で
しかも美大に通っているという設定の主人公
人生もう一回やり直せるなら
ボクもそういう学生になってみたいなぁ

イメージ 1

いわゆる「時空飛び超えもの」
未来に向かって生きる主人公と
過去に向かって生きている女性の
5年に一度出逢う物語

墓場から始まる人生とお母さんのお腹から飛び出した人生
過去の先に未来があるなら、未来の先に過去があることだってあるかもしれない

いかにも「ヤングシナリオ大賞」の受賞作のような脚本だけど
実はプロ中のプロが書いてるね
しかも<君の膵臓が食べたい>とか書いている人だし
それ以前にちゃんと原作があって
漫画化もされてるそうだ
まったく知らなかったが
ベベさんの記事で始めて知った
<僕は明日、昨日の君とデートする>

イメージ 2

50すぎたオヤジが観てるとキモイ感じもするので
次男に奨めたら、拒否られた、、、

「難しい映画ばかり見てないで、たまにはこういうのも観ればいいのに」

デート経験の乏しい次男には
ハウトゥーものとして
デート指南映画として良いと思ったのだが、、、

イメージ 3

ふつうに楽しく観れたけど
もうすこし構成を工夫できたのではないかなぁ?

どうしても主人公の男の子からの一人称になっているけど
女の子の側からとの視点も交えて複雑にした方が
この手の時空物は面白いけど

ま、あえてシンプルに
時空よりも恋愛に主眼を置いたのだろうね

イメージ 4

ただね
時々、音楽が五月蠅い(邪魔という意味)だったり
時々、デビットハミルトンみたいな
紗が掛かったソフトフォーカス調の画とかあって
そういうのはいらないから、と、思ったりする、、、

京都散歩を兼ねた
この主人公二人のデートを眺めているだけでも微笑ましい
できれば若い人が観て楽しむべき映画、、、

3☺
イメージ 5