たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

アカデミー外国語映画賞、、、修正できない歴史

時代は、歴史は、修正できないね

その当時に決められたことを
今の感覚、今の正義、今の法律で
変えようと企むのは正しいことではないんだよね

もし
そこに手を出そうとすると
それはかなり愚かなことで
あらゆることがおかしくなってくるからね、、、

それでもね

今回
改めて過去のアカデミー外国語映画賞の歴史を振り返ってみると
時代の評価ってことに、いろいろ感じることがあるなぁ

64年 昨日今日明日
デシーカの秀作ではあるけど
この年には他に<シェルブールの雨傘>と<砂の女>も候補になっている
人によって考えは違うだろうけど
受賞作が受賞できなかった2作品を凌いでいたと言い切れる確信はない
ボクなら<砂の女>に投票する、、、

65年 大通りの店(未見)
この年も他の候補作に<ある結婚><怪談>がある
受賞作は日本では劇場未公開で
あまり語られることもなく映画史からほぼ消えている、、、

66年 男と女
<アルジェの戦い>が受賞できなかったことは
外国語映画賞史上の汚点だろう(そんな大そうなことではないが⒲)
ま、当時の<男と女>の感覚(新しさを感じる撮影等)を時代が選んだんだろうね、、、

立派な立派な名作でありケチはつけないが、
<火事だよ!カワイ子ちゃん><夜霧の恋人たち>が受賞に至らなかったのは残念、、、

80年 モスクワは涙を信じない
他の候補作<影武者><終着駅>
クロサワもトリュフォーも沈む、、、

<鉄の男><泥の河>無念、、、

90年 ジャニーオブホープ(未見)
91年 エーゲ海の天使(未見)
この両年ではチャンイーモウの名作が2連敗<菊豆><紅夢>、、、

93年 ベルエポック(未見)
青いパパイヤの香り><ウエディングバンケット>も残念だが
さらば、わが愛/覇王別姫>が受賞を逃すとは!
未見だけど<ベルエポック>って、あまり語られてないけど、この受賞に相応しいの?

98年 ライフイズビューティフル
外国語映画賞候補豊作年<運動靴と赤い金魚><セントラルステーション>

ハネケの傑作<白いリボン>が賞を逃すとは!

10年 未来を生きる君たちへ(未見)
ドゥニの<灼熱の魂>イニャリトゥの<ビューティフル>に涙を呑ますほど
受賞作は良いの?あまり語られないね、、、

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