「キミの過去が人生の方向を決めたりはしない」
ひさしぶりに「THE END」マークの出てくる映画を観た、、、まるでサイモン＆ガーファンクル風な曲で始まる全寮制の男子高校の70代初頭を舞台にした物語、、、70年代のフィルムの風合いが懐かしい（デジタルで撮影されているようだが、かなりのクオリティでフィルムを感じさせる加工を施しているようだ）、、、70年代には普通にあった、普通に良い映画、、、あらためて思うのは、映画ってラストのためにあるのだ、映画はそこに向かって進むのだ、、、
クリスマス休暇に寮に残された三人（教師と生徒と食堂長）、孤独な三人の絆の物語、、、それぞれが抱える過去、だからこそいたわり合える、、、主人公の高校教師が過去にばかり目を向けて生きる古典歴史教師という設定が抜群、、、
冒頭に登場する校長室に置いてあったレミーマルタン、酒飲みの主人公がとても気になっているブツだ、これは伏線だな、何か関わってくると、、、で、ラストのラスト、ふとカバンから取り出すレミー、、、うぉ～盗んできたんかーい！一口口に含んで車の窓から吐き出し、車を走らせる、、、サイコ～
4点 クリスマスツリー、セントキッツ島、斜視、手製のクッキー、スケート、ボーリング、チェリージュビリー、＜小さな巨人＞、ミラーハイライフ、レミーマルタン＿ルイ13世、自省録（聖書とコーランとギーターが一つになったような書物）、Entre nous（アントルヌー：内緒の意味）、THE END、、、
で、
