黒沢清が好きだから
手放しで評価するわけではないが
世間が言うほど
この映画は悪くない
ツカミは良かった
金魚のupから始まり
女子高生、家、殺戮跡、そして血だらけで路上を行く
うしろから迫るトラック、が、、、
何が起こっているのだろう
あの金魚は、あの少女は、、、
無駄なカットのない
セオリーどおりの始まり始まり、、、
♪
侵略者たちは
人から概念を奪い、再生する
一方人としては
失ったことから得る、再生でもある
それはラストで明らかになる
この物語のテーマ
黒沢清の作品に登場する
車のシーンはどれも美しく、独創的で、幻想的だ
車に上に立つ長谷川
ヘリが頭上を通過するショットはカッコイイ
そこからのヘリから逃げる
ロングテイクが素晴らしい
曇り空の
黄色い車のロングショットがカッコイイ
これは
テレンスマリックの<地獄の逃避行>を彷彿させる