自分にとって特別な監督
パーフェクトな存在
ドリマーズは彼の作品の中では
とくに目立つ作品ではないが
非常に面白いのだ
とくにシネフィル(格好悪く言えば「映画おたく」)と自称する人たちは
ぜったいに観るべきだ
シネマテークフランセーゼと言えば
映画狂には聖地であり
ここで出逢った姉&弟と米国人留学生の
ひと夏の不思議な共同生活
主人公の姉弟の原型は
明らかに<恐るべき子供たち>の姉と弟だ
NVに大きな影響を与えた作品が
シネマテークと関連する物語に関わるとはシャレている
ベルトルッチの各作品に共通する主題が
「性」
「絶対的なものと相対するもの」「繋がるものと属さないもの」
これが一番分かりやすい形で語られているのが
この作品だと思ふ
あまり語られることがない本作だが
確実に傑作だ