そもそも鳥籠に小鳥を入れて飼う人の心を疑う、大空を飛ぶ鳥を狭い籠の中に閉じ込め
ても何とも思わない神経、あまりにも横暴すぎる、、、ま、この主人公の場合、それは自分と妻に重ねて客観的に見ているのだろうが、、、
テレビの時代劇並にセットがひどい、とくに主人公の家、というか庭、草花植木、そして当てすぎている照明、、、よくも山田洋次はこれでOKしたなと思ったのだが、そういえば寅さんの実家の裏庭もこんなだった、、、
この映画のラストがいい、、、新しい飯炊き女の料理だとして出されたごはんを一口口に運んで全てが呑み込めた、そういうことだったのだな、別れた女房の料理の味、とても映画的な1シーン、、、