あまり興味をそそられなかったアルモドバルの<神経衰弱ギリギリの女たち>を今頃観ることにした、、、おしゃれでモダンなタイトルデザインでしょっぱなから引き込まれる、ツカミはOK!
モテ爺さんの(実は若い?外国人の年齢は見た目では分からない)周囲のそのまた周辺の女たちが次第に集まって来るお話し、、、あり得ない偶然の数々、でもコメディの場合それを否定してはいけない、偶然が重なるから面白いのだ、、、
映写機を流れる35mmのフィルムを眺めていると、つくづくフィルムは血液のように思える、、、その血液を通して見えるもの、、、色遣いがいい、ゴダールの、というよりも中原、蔵原、鈴木清順あたりの日活の映画のようだ、、、