たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

映画感想/AIR_エア

 

 

「ただのシューズ、誰かが履けば意味が変わる」

 

バッシュといえばコンバースの時代、コンバースアディダスに後れを取っていたNIKEが不利な状況からマイケルジョーダンをスポンサーとして獲得する過程の1984年のお話し、、、マドンナの「マテリアルガール」♪が流行っていた頃のこと、物質文明、消費社会、経済至上主義、、、日本もバブルに突入する前夜だった、、、

 

ずば抜けた頭脳明晰者でもなく、メチャクチャ喧嘩が強い訳でも、芸事に長けている訳でもなく、金がとれるレベルに面白いことが言えるわけでもなければ、それでも勝つには「口」だよ、口が達者なこと、これでしか生きる道は無いね、、、と、日頃自分は思っているが、本作はそれを映画にしたようなもの、金やインセンティブなど色々な要素が人々をひきつける材料だけど、それだけではダメだね、こいつとは一緒に仕事がしたい、こいつのサイドにいたい仲間でいたい、そう思わせるのがビジネスだよね、、、オレと一緒にいた方がいいよ、オレから離れない方がいいよ、、、いいシナリオが書けて、いいセリフを思いつき、あるときは多少芝居がかってもいい、熱き想いを相手のハートに訴え、ほしい相手の心を揺さぶりこっちに向けさせるパフォーマンス、それは好きな女を落とす時のようでもある、、、

 

次はタイガーウッズ版<AIR/エア>かな、たぶんね、あり得るよ、、、

 

3点(見といて損なし、面白い、、、一瞬映るマイケルジョーダンがクリソツ)