レッドフォードが<ピートと秘密の友だち>で知り合い気に入り自作の監督に招いたデヴィッドロウリー、、、誰ひとり傷つけることなく大胆不敵な犯罪を繰り返した実在の伝説的紳士強盗の晩年の物語、、、年老いても繰り返す銀行強盗、男は何故犯罪を繰り返すのか?手癖が悪いだけ、病的なことだと思うが、映画の中では「楽しいから」「人生を楽しみたい」と、、、映画界から(俳優としては)去ろうとするロバートレッドフォードの映画ファンへの最後のメッセージなのだね、、、
シシーって年老いてからいい女になった、、、この映画でももっとも重要な配役で存在感を感じる、いい女優だ、老いて大活躍するジュディデンチのようにバンバン活躍して欲しい、、、その彼女とのデート中、アクセサリーを万引きするシーンがいい、半分本気の主人公に対して、女は勿論悪ふざけの冗談と思っている、さぁ男はどういう反応でどう事を収めるか、その「間」がいい、、、
銀行に赴くときの口髭はサンダンスキッドなのだろうね、、、原題の「THE OLD MAN AND THE GUN」に比べ邦題<さらば愛しきアウトロー>はセンスのかけらも感じられないが、それでも「明日に向かって****(なんとか)」とかってタイトルでなかっただけでも救いだ、、、W