八点鐘さんが書いていたので興味を持った<トコリの橋>を観た、なかなか良い映画だった、、、その前にも同じマークロブソン監督の<哀愁の花びら(原題:TheValleyOfTheDolls)>も観たのだが、反転これがあまりにも酷かった、まさかあの傑作<殴られる男>を撮った監督とは到底思えない出来だった、そしてそれは僕のお気に入りの<ワイルドパーティ(原題:BeyondTheValleyOfTheDolls)>のオリジナルの作品でもある、そもそもラスメーイヤーが<哀愁の花びら>の続編を企画して原作者に脚本を見せたところあまりの下品さに拒絶されたので、あくまでもオリジナルのパロディということで<ワイルドパーティ>を完成させた、、、ところがその下品でやらしいバカ映画がオリジナルをやすやすと蹴散らす奇跡的な傑作となったわけだ、これこそ原作ものの映画化の成功例、原作にこびずに映画らしく作家として信じて映画を完成させることが正しい映画化だ、ラスメイヤーの勝利、、、
一方敗者マークロブソン、、、とにかく語りがヘタ、、、テレビドラマのような画の構図とカット割り、次のシーンへの興味が生まれずただただ萎える、、、酷い、陳腐、どうしたらこんなものが映画として人様に見せられるのか、、、それが無名な監督ならまだしも、そこそこ名の知れた監督だからこそガッカリする、、、
「夜は女が美しく見える」