山田洋次が
志村けんで映画化する予定だった<キネマの神様>
志村けんさんがあんな亡くなり方をし
代役に沢田研二となったと聞いた時に
とりあえず原作を読んでみた
ちょっとベタな物語なんだけど
神楽坂の甘味処って「紀の善」のことかと想うって楽しくなった、、、
でもね、
登場人物の
世界一の映画評論家とか
70年間映画見続けてきた男って感じがしないんだよね
普通に「趣味:映画鑑賞」のレベルの人より
すこし知っている程度で
「映画バカ」とか「シネフィル」とは言えない
なんかユルさがある
作中
最後は一番好きな映画ってことで
ある映画を鑑賞するという流れなんだけど
そんな凄い人たちが選ぶ映画が、それ?って
ガックとしてしまった
それ、一般の人と、
普通の映画ファンと変わらないから、、、
でもね
でもね
考えてみれば
きっとどんな人にも「自分だけの特別な映画」ってあるよね
他の人には見向きもされなくても
自分だけが偏愛する「マイフェバリット」
難しい映画、立派な映画それこそ色々あるけど
そういう評価では表せない
理屈では説明できない
自分だけの特別に「好き」な映画
それはその人の感性とかフィーリングであり
突然恋心が芽生えて
誰かを好きになるみたいな
文章で表現することが難しい感覚、、、
ボクの場合の偏愛映画は、コレ!
三作とも子供向けのような扱いの映画なのは
きっとボクが幼稚だから
ダンボ
これ言うと、
相手がグッと笑いを堪えているのが分かるよ
『こいつ映画バカみたいに思ったけど、ただのバカじゃん』と、
きっと相手はそんな風に思っているんだろうなぁ
きっと難解な映画
芸術的な作品を創造する監督の映画なら
納得してもらえたと思うけど
単純に「好き」ってことになる、そうなるのさ、、、
でも、
この三本の映画は
非常に良くできた映画だから
実は錚々たるビッグネームの監督たちも好きな作品に入れているんだよね
他には、
ワイルドパーティ
ジャッキーブラウン
あなただけ今晩は
マイボディガード
ロンググッドバイ
グッバイガール
レミーの美味しいレストラン