たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

映画一言二言/ムービー43



f:id:toughy:20210531132036j:plain

 

映画史上もっともお下劣な最低最悪映画といえば誰もが<ムービー43>と答えるのだろうが、意外にもボクは面白く観た、、、なにしろメインの監督はピーターファレル、あのアカデミー作品賞<グリーンブック>のオスカー監督だ、生理的に嫌悪感を抱く人がいたとしても、このクソ映画を笑って許そう、、、とくに、ヒュージャックマンとケイトウィンスレットの第一話は大爆笑だった、、、

 

そうそうたる面子が出演して、やっていることが、〇〇玉、ウン〇、おしっ〇、FUC〇、その他変態的な数々をこれでもかと畳みかけてくるが、よくぞこのスター連中が演じることに素直に応じたものだと感心さえする、、、ある評論家からは「市民ケーンをひどくしたもの」と酷評を食らったらしいが、ある意味お褒めの言葉にさえ聞こえてくる、、、

 

監督もバカではないんだから、撮りたかった結果がコレだったのではなく、最初からこういう反応を見越して確信犯的に観客の心を逆なでするような挑発的作品に挑んだのだろう、、、だからといって、クソ映画であることに異論はないけど、安心に浸りながら油断してスクリーンに向き合う観客にカツを入れているようにさえボクには感じた、、、ジャンルや作風は違えど、観客に対する監督のアプローチ(狙いの意味で)では、ブニュエルの<アンダルシアの犬>、<アンチクライスト>などのトリアー監督作品、<異端の鳥>や<愛のコリーダ>や<悪魔のいけにえ>日本映画なら<箱の中の女>と同列に感じたりもするのだ、、、

 

f:id:toughy:20210531132458j:plain
f:id:toughy:20210531132110j:plain
f:id:toughy:20210531132151j:plain
f:id:toughy:20210531132154j:plain
f:id:toughy:20210531132203j:plain
f:id:toughy:20210531132200j:plain
f:id:toughy:20210531132103j:plain
f:id:toughy:20210531132126j:plain
f:id:toughy:20210531132123j:plain
f:id:toughy:20210531132148j:plain

f:id:toughy:20210531132157j:plain