毎度のことだけど
一部の映画会社とテレビ局のための賞
それが日本アカデミー賞だけど
昨年は<新聞記者>が最優秀作品賞を受賞して
風も変わったかと思ったが
やはり根底にあるものは変わらないようだ、、、
昨年公開の評価の高い作品が
ことごとくノミネートされないという異常事態だ
スパイの妻、本気のしるし劇場版、37セカンド、劇場
これらは日本アカデミー賞の対象からはずれるという
もともとテレビドラマとして製作されたもの
ネット配信を目的に制作されたものというのが理由だ
でも、そういう意味なら<劇場>なんか
そもそも映画館での上映を目的に当初は制作されたけど
コロナの影響で作品をNETFLIXに身売りして
配信と映画館での同日同時上映という初めての試みを行ったわけだから
選考対象から外れるというのはおかしいね、、、
映画館で公開されたものは映画というのが
ボクの持論
スピの<激突!>は米国では映画ではなくテレビドラマの扱いだが
劇場で公開された日本では映画の扱いになっている
世界の何処かで映画館で上映されたことがあるものは映画
ぎゃくに劇場公開されていないものは映画ではない
観客がお金を払って映画として鑑賞したものは映画なのだ
ぎゃくにテレビでしか流れていないものを決して映画とは呼ばない、、、
日本アカデミー賞のルールがそれならそれで仕方ないが
映画は何かという根本から考えて見るべきと思う、、、
ちなみに候補になった5作品は
浅田家、男はつらい/お帰り寅さん、罪の声、ミッドナイトスワン、Fukushima50
朝が来る、アンダードッグ、喜劇愛妻物語といった恐らく
キネマ旬報では上位を争うような作品は入っていない、、、