ガキの頃
エロ本で裸になっている女性は
たいていおばさんが多かった
半世紀近くの歳に見えるのにセーラー服を着ていたりして、、、
ポルノ映画に出演する女優も
すご~くきれいな人はいなかったような気がする
しかし、その一方で一般の映画では
「なんで脱いじゃうの?」と、
親御さんに代わってコッチが心配しちゃうような可愛い子が
次つぎと脱いでいたのが70年代
由美かおるから始まり、関根恵子、高橋洋子、栗田ひろみ、竹下景子、秋吉久美子、桃井かおり、原田美枝子、大竹しのぶ、森下愛子、松坂慶子、多岐川裕美
ちなみに80年代は以下のとおり
夏目雅子、石田えり、手塚理美、田中美佐子、浅野温子、古手川祐子、藤谷美和子、今井美樹、樋口可南子、かとうかずこ、萬田久子、高樹澪、高樹沙耶、河合美智子、黒木瞳、原田貴和子
やっと本題
<サード>で一躍脚光を浴びた森下愛子
この映画<十代、恵子の場合>の中でも濡れ場をこなす
なんでこんな可愛い子が脱いでしまうのか?
それは映画だから、女優だから、
普通の可愛いお嬢さんの道を選ばなかったということなのだね、、、
しかもこの映画、裸だけではない
高校二年生の少女が
タバコ⇒酒⇒ドラッグ⇒ケンカ⇒家出⇒SEX⇒犯罪⇒売春⇒妊娠⇒中絶⇒風俗嬢⇒シャブ⇒中毒と転落のフルコース
この映画に原宿の喫茶店が出てくるが
ビルの中庭が店になっているが(四方が建物で囲まれた真ん中が中庭)
そして屋上がガラス張りになっているので全天候型
撮影のことを考えて
そこに決めたわけでもないかもしれないが
照明も当てやすいのでロケに最適な条件だ
なにしろ
会社が制作するには予算ギリギリの超低予算だったので
スタジオにセットも組めず
すべてロケで撮影したそうだ
「フィーバー」なんてセリフもあるあの当時
なのに
なんでこんな曲なのだろう
いくら低予算でも音楽だけは金の問題ではないと思うが
昔の日本映画ではよくよく使われるセンスのない音楽
ポワンポワンと変な音のハーモニカで
そんな曲で踊れるかーい!
ただの高校生の少女が人生の転落の道筋を辿っていく様を描いただけの
とくにドラマチックな要素もなく凡作(つまらなくはないが)ではあるが
森下愛子を眺めているだけで得した感じのする映画でした、、、
制作経緯(Wikiより転載)
企画、及び映画タイトル命名は、当時の東映社長・岡田茂[5][6]。東京都民生局発行の少女非行防止キャンペーンPR冊子に掲載された「十代 恵子の場合」というタイトルのショートストーリーを岡田が読んで気に入り[5][6][7]「このタイトルで脚本を書いてお前が低予算で作れ」と内藤誠に命じた[6]。内藤の東映時代の監督作品の題名は全て岡田の命名だという[8]。岡田が撮影中のセットに現れ「おい内藤、おまえのためにいい題名考えてやったぞ、と言われるたびに恐怖を感じた」と話している[6]。しかし興行のために岡田が奮闘努力していることを皆分かっているから出演者も誰一人文句を言わなかったという[6]。製作費は企業の作品としては、これ以下では出来ないだろうというほどの低予算で[5]セットは組まずオールロケを敢行[9]。またキャスティングは風間杜夫や殿山泰司など、内藤がテレビの仕事で付き合いがあった人たちに頼んだ[5]。映画初主演の森下愛子は内藤が監督した東映スケバン映画最終作『地獄の天使 紅い爆音』(1977年)で映画デビューしていたため[2]、今度は主演でやってくれと頼んだという[5]。本作は内藤が東映で撮った最後のプログラムピクチャーで[5][6]撮影後東映を退社しフリーとなっている[10]。