名匠リチャードフライシャーの出世作となった
低予算&短期間で撮られた傑作フィルムノワール<その女を殺せ>
物語
マフィアのボスが殺され、裏帳簿を持つ未亡人が裁判のためにロスへ。ブラウン刑事が護衛となり、大陸横断鉄道に乗り込むが、次々に殺し屋が現れて、、、(TSUTAYAより)
ヒッチが撮っていても良いほど
いかにもヒッチ好みのストーリー
登場人物の意外性が
物語を厚く面白くしている
本編の多くの時間が
列車内に限定されている
しかしながら
列車内は狭いので撮影はたいへんだろうけど
低予算の映画には非常に都合が良い
ロケのようにオープンセットや移動経費がかからないし
スタジオのように大掛かりなセットも必要なく
お金もかからないうえ
この作品では
その狭さをむしろ有効に活用して効果を出している
それにしても
ノワールには「太っちょが必ず登場する」法則
この作品でもその法則が証明されている
ぜったいに観ておいた方が良い
非常に面白い作品だ