たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

埋もれがちな傑作/侠女

ずっと観れなかった
武侠映画の代表的名作が
メディア化され
やっと観ることが出来た
(ボクはAmazonで観ました)

アンリーが<グリーンデスティニー>で
竹林のシーンをそのまま再現したほど
武侠映画ファンすべての憧れ的な作品

原点にして頂点なのだと、

a touch of ZEN
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Empire』のパトリック・ピーターズは「振り付けの巧妙さは、息をのむ素晴らしさである」と述べた[5]AllMovieのジョナサン・クロウは、「見事なジャンル映画として、最良かつ最も革新的なアクション場面が展開されている」と述べる一方、「ラスト20分で『2001年宇宙の旅』以来のトリッピーな結末を迎える本作は、実験映画の領域へと進行方向を変えていく」と指摘した[6]
1975年の第28回カンヌ国際映画祭にて、高等技術委員会グランプリを受賞した[3]
(以上、Wikiより)


なんともベタ褒めだね

でもね、
この長い3時間に及ぶ作品の前半部分は
ダルいよ
テンポなくウダウダしていて
まったく引き込まれないんだよ

起承転結の「起」と「承」に関しては
名作の名に恥じるほど
ダラけてる


有名な竹林の決闘シーン以降
俄然この世界感に引き込まれるね

殺陣が良いと言うが
トランポリンでピョンピョン跳ねるのが
当時は真新しかったのだろうね

それはただの飛び跳ねであり
加点にはならないなぁ
例えてみれば「荒川静香のイナバウワー」みたいなものだね

竹林のロングの移動も良いが
ミドルの移動が非常に良い
これは使える
ってことで
今でもアクション映画で効果的に使われているね

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そして何より
この映画の評価を評価を高めている
ひとつとして「照明」なんだろうね

竹林や森の中に差し込む緑色の光
スピルバーグが好みそうな
あの光の差し込みが印象的で
でも人工的な自然光なんだよね

当時の合成技術では難しいだろうから
実際に光を作っているんだね
運良く「差し込みました」ってことはないからね

ボクの想像では
きっと木の上の方に鏡を据えて
その鏡に向かって下の方から光を当てて
その反射を撮っているのではないかと思うね(違うか?)

そしてね
何よりロケーションがいいよね
森だ、渓谷だ、岩場だ、砂漠だと次々と、
中国ってやっぱりこういう場所があるのが凄いね

とりあえずは
観ておくべき一本かも知れない、、、

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