T3Wは起こり
原爆が使われ
島は孤立した
主人公の老人アレクサンドルは
召使の魔女マリアと寝ることにより
現実が書き換えられると知らされ
マリアに懇願し結ばれる
翌日
何事もなかったように朝が訪れ
アレクサンデルは自分の行いにより
最悪の事態が回避できたと悟る
しかし
それは「犠牲」の上で成り立つ
彼は神に約束した通り
犠牲を捧げる
タルコフスキーの遺作
ファーストシーンとラストで
フィルム1巻分(1ロール約15分弱)に相当するであろう長回し
タルコススキーさすがの映像の数々
シンメトリックな画
クライマックスの火事は<乱>を思い起こす
日本の関するキーワード
原爆、尺八の音色、音響機器、ゆかた、日本の木
そして「自分の前世は日本人だ」と言い切る
転生
孫は自分自身
刻を描く
喜劇のような深刻な劇
夢オチのようで
実は神話のような物語