Manhattan
ウディアレンの中でも
大好きな作品
<ミッドナイトインパリ>のように
街を
数十カットの画で映し出す
このオープニングを観ていて
ふと
映画とテレビドラマの違いを思った
この映画のように
延々とマンハッタンの景色を
お茶の間に見せ続けたら
おそらくチャンネルを変えられる
よって視聴率が落ちる
視聴率が全てのテレビの世界において
それは絶対のNG
映画ならば
監督の権限で
5分でも10分でも有り得る
それが
テレビには無い
映画の作家性
映画の自由さ
退屈を理由に
切ってしまうこともない
♪
ポスターか何かのイメージが
脳に残っているのか
この作品は
セピア調のモノクロのイメージだが
実際はコントラストの立ったB/W(白黒)だ
美しい
♪
画像が捜せなかったが
大好きな画がある
アレンが暮らす最初の部屋で
引き気味の画
真ん中が影になっていて
両サイドが明るいショット
同じような画が
ベルインマンの映画にあっただろうか?
左サイドに座るMヘミングウェイと
右サイドから登場するアレン
アレンがヘミングウェイの隣に来て会話する
その間FIXで捉えたロングテイクが
非常に美しく
そして
カッチョイイ
毎年一度は観たくなる
Wアレンの傑作