たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

映画一言二言/この女たちのすべてを語らないために

 

ベルイマンの初のカラー作品は片腕スヴェンニクヴィストと撮った風刺のきいたコメディ、、、なんの予備知識もなく観たものだから最初は面を食らったが、とても興味深いことに気づいていく、ウディアレンっぽい、いや、それはひどい間違いだ、ウディこそがベルインマンに似ている(似せている)と思えることが分かりやすく理解できる作品、何も知らないで観たらウディの監督作品と勘違いする可能性さえある、、、音楽の使い方、画の作り方入れ方ほぼ同じ、ウディはベルイマンそのものなんだと、これはウディがシリアス以外にもコメディさえベルイマンに強く影響を受けていたことを確認するためにシネフィルを自称する連中は必ず観ておくべき貴重な資料、いや作品であり、もしもこの作品の存在やコメディでもベルイマンに強く影響を受けていることを知らず、手放しでウディアレンを評価する人がいたとして、その人がこの作品やベルイマンとの関係性を知れば、ウディの評価も8掛け7掛けとなるだろう、、、いずれにしても本作はベルイマンとウディを同時に知る良い機会なのだ、、、しかしね、よくもまぁ、<沈黙>と<仮面/ペルソナ>の間にコレを撮ったものだと、、、察すれば、ベルイマン自身の恐らく心のリハビリだったのかもしれない、、、

 

フェリーニの<8・1/2>風

ヒッチコックの<ハリーの災難>風